我が家の黄梅も、間もなく見頃を迎えようとしています。
日中の気温は春を通り越しているここ数日。九州の方では、28.5℃を記録したとかΣ(・□・;)
うれしいけれど、辛いのが花粉ですよね。
わたしもここ数年、おや?と思う節があったのですが、今年は、これが花粉症の症状なんだって実感がもてているほどになりました。そこで。今朝は花粉症について調べてみましたよ~。
花粉症ってのは、花粉が引き起こすアレルギー反応らしいですが、近年爆発的に罹患者が急増中みたいですね。不確かな情報ですが、日本人の4人に1人が罹患しているとか。
ちなみに、花粉症を引き起こす原因物質(花粉)は現在日本国内だけで60を越すそうです。
世界的に有名なのは日本のスギ、アメリカのブタクサ、ヨーロッパのカモガヤ。
花粉症自体は、かなり古くからあるらしく、はっきりした記述はないものの古代エジプト文明が栄えた頃には、すでに存在していたのではないかと言われているそうです。
文献としてきちんと残っているもので、最も古いとされているのは1565年のイタリアの報告。
1800年代のヨーロッパでは干し草を扱う畜産農家で「枯草熱(こそうねつ)」という病気がはやったそうですが、これは、後にイネ科植物による花粉症なんだと断定されています。
とにかく、すごく昔からあったんですね
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
そんな花粉症のメカニズム。
人間の体は、口や鼻から入ってくる花粉を異物とみなし、それを防御しようという物質(抗体)を作ります。ところが、この抗体、作りすぎると人体にまで悪い影響を及ぼします。簡単にいえばそれが花粉症の症状。自分を守ろうとした結果、その刃が自分自身に向いてしまうわけですね。なんだか悲しい…。しかも、健康な人ほど、抗体が作られやすいらしいです。
さて、急増の原因です。
先ず挙げられるのが、戦後の杉の植林作業。復興のために、多くの木材が切り出され、その跡地に手っ取り早く植えた杉が昭和50年頃から一斉に開花。
林業の衰退も手伝い、日本の森林は大きく変化してしまったということ。
林業は、100年先の未来を作るような仕事です。日本では、昔から雑木林をうまく利用して生活してきました。里山という環境は日本が誇る素晴らしい環境なんですよね。しかし、今はそうした古き良きものたちが次第に減少しています。こうした環境の変化が、花粉症を急増させたとも言われます。
しかし、原因はそれだけにつきません。大気汚染との相乗効果だったり、黄砂と結びついた花粉の脅威だったり、食生活や生活スタイルの変化だったり…。
都市化された現代社会では、花粉が土に吸着されないので浮遊しやすいとか、密閉生の高い室内の影響とか…
また、ドイツの医療チームの報告によると幼少期に潔癖な環境で育つことも原因だそうです。エンドトキシン(細菌)いう物質に暴露される機会が少ないと免疫力が低下する可能性があるとか…
しかも、こうした体質は遺伝する確率も高いんだとか…
もうどうすればいいの?
って感じですよね。
最近のはやりは、「花粉疎開」とか「プチ移住」。結局、花粉症の難から逃れるためには、花粉のない場所へ移動するしかないようです。パック旅行なんかにも「避粉地」を謳ったものが目立つようになりました。
花粉症は文明病とも呼ばれ、人間の活動による環境の変化が大きな原因となっています。
私たちは、よりよく生きようとしてきた結果、結局は自分たちが生きるための大切な環境を壊していたというわけです。花粉症は、環境問題と大きくつながっていたんですね。
花粉症について調べてみたら、知っているようで、知らないことばかり…。とにかく複雑で、難解で、いまだにはっきりしたことが分かっていないってことだけは分かりましたよ(笑)
花粉症の根本的な治療法が1日も早く確立することはもちろん、今の暮らしのあり方を見直していく必要がありそうです。
ここに書いたことはネットで、得たにわか知識ですので、不確かなものもあるかもしれません。間違いを見つけた方はご一報いただけるとありがたいです。
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