YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

死の番人((((;゜Д゜)))))))

2014-10-02 06:51:37 | 身近な自然情報
朝から不気味なタイトルですみません。今朝は家の中で見かけるシバンムシのお話。虫が苦手な方は画像もいろいろ出てくるので閲覧注意でお願いします。

恥ずかしながらシバンムシって名前は、つい最近(2年くらい前?)に知りました。本の間にくっついていたり、乾物の中にわいて出たりする、あの小さくて、硬そうな茶色い虫のことです。

それが、職場にあった「お手玉」の箱で蠢いていました((((;゜Д゜)))))))



シバンムシの由来はタイトル通り、死番虫、死の番人です。この仲間は世界で1000種以上確認されているそうですが、ヨーロッパ産のマダラシバンムシの成虫は、頭部を家屋の建材の柱などに打ち付けて「カチ・カチ・カチ……」と発音して雌雄間の交信を行うそうです。これを死神が持つ死の秒読みの時計になぞらえ、こんな名前がついたそうです。

そう、こいつのことです↓



拡大画像(wikiより)


なんだかゴマ粒みたいなやつですが、拡大するとちゃんと甲虫っぽい形をしているんですね。特に人間に悪さはしませんが、もぞもぞ動く姿は気持ち悪すぎです。

で、この子たちが、お手玉の中からもぞもぞと出てきたんですよ(T_T)

う、う、うぎゃぁーーーっ

自然観察好きとはいえ、これはさすがに気持ち悪い…。写真を撮る余裕もなく、外へ持ち出し、箱からお手玉をぶちまけました(^^;;

1時間ほどして回収に行くと、お手玉を投げ出したあたりに、アリがうろうろ、うろうろ…。見ると餌を運んでいる模様。



その餌となったのは、どうやらシバンムシの幼虫のようです。ありにとってはご馳走だったようです。

こんなの↓



鮮明でないので再びWebより画像拝借↓


やはり、甲虫の幼虫らしい姿をしているんですね。

ここまで調べて、大変なことを発見!!
なんと、この幼虫に寄生する シバンムシが多く発生すると、そのシバンムシに寄生する「アリガタバチ」というのがいるらしいのです。

アリガタバチは、体長1.3~2.7ミリぐらい。人を刺し、ひどい痒みを与えるとか。痒みは1週間から10日ぐらい続くんだそうです。((((;゜Д゜)))))))



まったくアリガタくない、アリ型バチ。あぁ、なんだか体が痒くなってきた…。

シバンムシは害がないと思っていたんですが、こんな伏兵が潜んでいたとは…。夏に痒かったのはもしや…∑(゜Д゜)

ちなみに家で発生した場合、発生源を突き止め、それを断つこと。発生中の虫の駆除はバルサンが効果的らしいです。また、60℃以上の熱でも死滅するそうですので、問題のお手玉はドライヤーを当ててみようかなと考えています。

家の中で刺す虫って蚊とダニだけじゃなかったんですね。朝からぞわぞわしたお話で失礼しました。よき一日を!!

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