なんとなくダーウィンが来たのヒゲじいっぽい落ち葉。これ↓
あ、まったく似てないですか?すみません(^^;;
さて、本日の主役はこちら
ツチイナゴです。
透明感のあるライムグリーンのボディ。大きな赤い目。涙のような黒いすじ。クズの群落に大中小が揃っていました。
よく見るとまだ羽が生えていない幼虫です。他のバッタたちはすっかり成虫になっているこの時期ですが、ツチイナゴは10月頃になってようやく成虫になります。そして、なんと成虫のまま越冬します。
こちらはオンブバッタ↓
上に乗っている小さい方がオスで、下にいる大きい方がメス。こうしてオンブをしている姿は交尾行動なわけなんですが、オンブバッタは交尾をしていないときでも、オスがメスを確保しておくためオンブ状態を保ち続けているそうです。独占欲強すぎじゃないですか?
日本にいるほとんどのバッタは、寒くなる前に卵を残し、死んでいきます。そして冬を越した卵は翌年の初夏に孵化して命のバトンをつなぎます。
そして同じ頃、越冬を終えたツチイナゴは交尾して産卵します。ちょうどライフスタイルが逆転しているんですね。成虫で越冬するのはリスクが高そうな気もするんですが、どうなんだろう…。
ちなみに成虫になると、さわやかな黄緑色から茶褐色へと色を変えます。これは、周囲の環境に合わせた保護色ではないかと考えられているようです。
イネ科やカヤツリグサ科ではなくクズやカナムグラを食べるというのも他のバッタたちとは違うところ。
独自のスタイルで生き残りを図るツチイナゴのライフスタイル。いろんな生き方があるものです。
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