日曜日、横浜イングリッシュガーデンからの帰り道に、横浜高島屋で開催中の星野道夫さんの写真展に行ってきました。
銀座松坂屋から始まったこの写真展は、大阪、京都をまわり、この横浜で終了です。10/31まで。「行きたい、行きたい」と言いつつ、どうにか滑り込みで間に合った感じです。
昔から心惹かれる星野さんの写真と言葉。自分でも、それなりに長い旅を経験して、その思い出を踏まえて見た写真展は感慨もひとしお。
あんなに時間をかけて写真展を見たのは初めての経験。美術館なんてすぐ飽きちゃうんですけどね(^^;;
カタログも買っちゃいました
星野さんの旅っていうのは、旅行というより人生そのものをイメージさせられます。
うわぁ…、なんだかじわじわと押し寄せてくる感情が…。
いずれまた遠出をしたい気持ちはあるもののとりあえず社会生活と軍資金…と思っていたのですが、なんだかそんな場合じゃないんじゃないかという気がむくむくと…。
だって、すでに星野さんが亡くなった年齢を超えちゃってるし…。
一度しかない自分の人生、これからのこと…。
星野さんと自分とじゃ、あまりにもレベルが違いすぎるけど、だからって、わたしの人生はわたしのものなわけで…
50を目前に、もう一度自分の人生をじっくり見つめたいな…なんて思っている自分がいます。甘っちょろいと笑われても、その程度の人間がわたしなんだから仕方ないし、人がなんて言うかってことより自分の気持ちを大事にしようって思える今日この頃。←先日、かなり年上の従兄から「人間失格」的な感じで笑われたけど…
そんな折、職場の読書会で星野さんについて子どもに話をする機会をいただきました。
この本の他にも、改めて子ども目線で星野さんの本を読み返してみたり…
あ、まずい…。
さらにじわじわきちゃいました。
たった1枚の極北の寒村の写真に惹かれて、単身知らない場所に乗り込んじゃう19歳。まだ無名の普通の大学生なんだけど、やっぱり普通ではないような…。
だってその時は、その先がどうなるかなんて誰にもわからないわけですから。結果から後付けなんて簡単ですけど、一歩踏み出すときには、誰だってその先のことはわからないじゃないですか。無謀と偉大の境界線とは?
知りたい、見たいという欲求に、素直に真摯に向き合えたのは、本当に心惹かれることに出会えたからなのか。本(写真集)に出会ったことで、彼の旅が始まったように、彼の本(写真集)は多くの人々に影響を与えています。
人生が終わるとき、自分ていう人間について自分なりに満足できる、そんな人生を自分は自分の意思で歩けているのか…
そういうこと(?)を、子どもにわかる言葉で話したいなぁと思っているのですが…。まだ自分の頭の中がグルグルしていて前途多難(笑)
本番は明日。
喋る時間は10分弱。
うまくまとめられるかなぁ…。
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