早いもので、母が亡くなってから6年の歳月が過ぎようとしています。
そんなわけで、昨日はお寺へ。
庭に咲いていたジュウガツザクラ。
母の命日は10月30日なのですが、旅立った時にも、このジュウガツザクラが咲いていました。お葬式の朝は素晴らしい青空だったことを覚えています。
母との思い出の大部分は山や花や鳥や木の実…そういった自然につながっていて、本当に今ある自分は母のおかげだなと思います。
我が家は父も母も70代に足を踏み入れたばかりで失くなってしまったわけなんで、二人にはもっと人生を楽しんで欲しかったなぁという思いが強くあります。
昭和の人だったし、目の前のことを楽しむよりも先の心配に目がいく二人でした。娘二人の事もいつも気にかけてくれていたと思います。
そのおかげで、今は姉妹で楽しく暮らせているわけなんで、本当に感謝しかないんですけど…。
お寺に流れているシンとした空気がとても好きです。自然と背骨がまっすぐなるあの感じ。居住まいを正すっていうんですか、お経を聞いている時のあの感じ…。
気の持ちようなのかもしれないけれど、その時間はちょっと神聖な気持ちになって、過去のいろいろなつながりをふり返りながら、先のことを考えたりします。
もし今も2人が生きていたら、今年は86歳と78歳。どんな毎日を過ごしていたのかなぁ…。もっと親孝行できたのか、親不孝していたのか…。
ちょっと想像がつきません。
もっともっと親孝行したかった…なんて思うけれど、気づいたときにはもう遅いってのはよくある話。
父や母がこの世を去るとき、何を思っていたのか…。そんな考えても仕方のないことをついつい考えてしまいます。
あのときああすればよかった、このときこうすればよかった…。もっともっと伝えておかなければいけない言葉があったのに…。
昼ごはんを食べながら、母との思い出を話したり…。
いつか、父や母の年齢を超える日が来るんですかね。そのとき、自分はどんな風に生きているのか…
人生の先輩方の話を聞いていると、そう遠くない話のようにも感じます。
たぶん、後悔のない人生なんてないのかもしれません。だからこそ、人は皆、後悔しないように生きたいと願うのです。
今目の前のことを楽しむこと。
今目の前の人を大切にすること。
今目の前のことに感謝すること。
そしてそれを伝えること。
できそうで、できないんだなぁ…
おまけ:今日の花「アメジストセージ」
ベルベットのような肌触りの美しいハーブ
おまけ2:今日の貝「キセルガイ」
カタツムリと同じように陸生の貝
お墓のお線香置きの縁にへばりついてました(笑)
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