今回の北海道旅行の目的の一つは、北海道博物館で開催中のこちらの企画展を見学すること
中でも目玉は昆虫標本と植物標本をずらっと並べた「標本の壁」!!!
普段は平らに並べられる標本が壁になっていると、それだけで迫力があります。
気軽に綺麗な写真が撮れるようになった現代、「風化しやすい標本なんて…」と、これまであまり興味をもっていなかった標本。
しかしその考えはとても浅はかだったと気づかされました。
実物の魅力はやはり別格でした。
1枚、1枚、ていねいに仕上げられた植物標本は、アート作品のようでもありました。
標本の素晴らしい点は実物大ということ。そして、植物の全体の姿をリアルに保存してあるということ。
↑ミズバショウだそうです。可憐な花の下はこんなにたくましく地面に伸びているんですね!!!
草丈の高いものは、通常こんな風に折りたたんで標本になります
しかし、今回の展示では複数枚に分けて縦に並べて展示されているものもあり、これも面白かったです。
上の写真は3種の植物がそれぞれ縦に3枚ずつ並んでいます。
こういう素晴らしい標本を作成するというのは、作り手さんの技術も重要なんでしょうね。
今回展示されている物は、市民のボランティア団体が、この4年間で作製したもののようでした。
ヤドリギとか、ツチアケビなんていう肉厚の植物の標本もあり驚いてしまいました。
エンレイソウ3種の標本♪
まさにアートです!!!
そして昆虫の標本
図鑑と違って、大きさが一目でわかることに感動!
写真で見ると、ついつい大きく感じてしまうのですが、実際にはこんなに小さいんだなぁ〜
標本のラベルとか、米粒に絵を描く職人レベルのものもありました。
そんな小さくて見落としてしまいがちな、昆虫たちの美しさ!!!
余談ですが、自宅に帰ってから、ネットでこんなニュースを見かけたのですが、これもすごいですね。
→リヴォン・ビス: 驚くべき昆虫の拡大ポートレート(Yahooニュース)
→microsculpture 公式HP
より鮮明な写真にするため、昆虫を8000〜1万のパーツに分けて撮影し、それを合成しているそうです。1枚の作品を作るのに3週間はかかるんだとか。
これも、実物を見てみたいものです。
記録の仕方はそれぞれの良さがあり、写真や映像の素晴らしさもあれば、標本の素晴らしさもあることに改め気がつかされた、今回の展示。
特に蛾類の美しさにハッとされました
写真じゃ伝わりにくいかな(^^;;
苦手だった人、ごめんなさい。
ちなみに会場には友人学芸員の私物も混入されていました(笑)
彼はぬいぐるみ、もとい、「布製レプリカ」のコレクターなのです。
確かに、これも生き物を知るためのアプローチの一つかも。北海道博物館にはこんなかわいいアイテムたちも。
ヒグマとシャチのソファー、そして実物大で同じ重さのサケのぬいぐるみ。あ、布製レプリカでした(笑)
一見の価値ありですよ!!!
まあ、わたしもたまたま友人がいたおかげで、今回の展示を訪れたわけなんですが、とても良い経験をさせてもらったなぁと感謝しています。
お世話になりました〜
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