今年も横浜山手で開催中の「世界のクリスマス」を見て来ました!
といってもが横浜はまだ木々が最後の輝きを見せている季節。
中はスイスのデコレーションということで、寒い季節を表すために採用したというつららのようなデコレーションキャンドルが映えるメインテーブル。
サロンにはチーズフォンデュのセット。
といってもが横浜はまだ木々が最後の輝きを見せている季節。
もちろん西洋館のなかはクリスマスムードたっぷりです。今年は「外交官の家」が改装中ですが、昨年は参加していなかった旧山手66番館が復活。全部で7つの洋館が、それぞれ国を決めてそれにあった装飾を施しています。地元にいながら7つの国を旅できるイベントです。
今年のラインナップは
旧山手68番館ーーー大韓民国
山手111番館ーーー南アフリカ共和国
横浜市イギリス館ーーー英国
山手234番館ーーーブルガリア共和国
エリスマン邸ーーードイツ連邦共和国
ベーリック・ホールーーーフィンランド
ブラフ18番館ーーースイス連邦
山手234番館ーーーブルガリア共和国
エリスマン邸ーーードイツ連邦共和国
ベーリック・ホールーーーフィンランド
ブラフ18番館ーーースイス連邦
まずは、エリスマン邸
ドイツといえばドイツトウヒ!
長い形をしたまたバックがりんご箱にごろっと入った飾りが、温かみがあってなごみます。大きなツリーには蜜蝋のキャンドル!
伝統的な趣がありました。
続いては山手234番舘。
玄関先のハンギングバスケットはこちらの洋館のシンボル的な存在。いつ行っても季節の花がきれいに咲いています。街路樹の紅葉が最高潮でした。
館内はブルガリアをテーマにした装飾で、ブルガリアのクリスマスや食文化について詳しい解説があり、見応えがありました。
こちらの床に座る形のテーブルは伝統的なブルガリアのクリスマススタイルのようです。
真ん中にある大きなパンは「ピトカ」と呼ばれるもので、焼く前にコインを1枚忍ばせて、それを引き当てた人が翌年のラッキーパーソンなのだとか。1年の運試し。イベント的な演出が抜群。
伝統的なスタイルらしく、パンは一番年上の人がちぎり、年功序列方式で配るようです。ただし、最初の一つはマリア様のため、二つ目は家のためというふうにお供えして、3つ目からが家族の分になります。
コインは、家によっておみくじのような紙だったり、ドリャン(サンシュユのことでブルガリアでは縁起物っぽいです)の枝や種だったり…。昔からのしきたりなので、地域や家庭によるバリエーションもいろいろなのかな?
美しい刺繍も飾られていました。ブルガリアといえばバラ祭りでも有名ですが、その時に身につける伝統衣装にも素敵な刺繍があしらわれていたかと思います。
畑仕事ができない季節は、どこの国でも、女性は織物や刺繍、編み物など、男性は農機具の手入れや家屋の修繕など、室内でできる作業にシフトして、季節に合わせた暮らしをしていたんだろうなぁ。
あ。今は男性女性で仕事を分けるという発想はアウト?手工芸には伝統とか、誇りというか、そういうものを感じさせられます。
ブルガリアの展示を満喫しすぎたのか、ベーリックホールの写真は、冒頭の外観とこれ1枚しか見つからず…↓
針葉樹の葉で作った小さなツリーが素敵でした。敷物はフィンランドと繋がりがあるのかなぁ…?
この日、最後に訪れたのはブラフ18番館。
緑色の外観とソヨゴの赤い実が、すでにクリスマス感を醸し出していました。
中はスイスのデコレーションということで、寒い季節を表すために採用したというつららのようなデコレーションキャンドルが映えるメインテーブル。
サロンにはチーズフォンデュのセット。
国旗をイメージした赤と白の飾り付けが可愛らしかったです。
スイスでは、クリスマスのパンといえば、サンタクロースのモデルでもある聖ニコラウスを模した「グリッティベンツ」。
聖ニコラウスはパン職人の守護聖人だそうで、このパンは聖ニコラウスの日(12月6日)やその前後のクリスマスシーズンに作られるとのこと。形が可愛いだけじゃなくて、ちゃんと意味があるんですね。
パン屋さんややスーパーでも期間限定で販売されるんだそうです。
こういった、その国ならではのクリスマスの文化を知れるのが、このイベントの楽しいところ。今回は時間切れで全部回れなかったので、できれば残りもみにいきたいとおもっています。
後編があるかないかは乞うご期待(笑)
よろしければお出かけください。
公式HPはこちら→世界のクリスマス2024
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