
朝に続き黄色い花です。こちらはぐっと背が高く、名前は「キツネノボタン」。

金平糖のようなころりとした実をつけるので、てっきり洋服のぼたんを想像していました。でも、よく調べたら、葉っぱの形が牡丹に似ているそうです(^_^;)
思い違いってやつですね。それにしてもかわいい実です。

こちらは「ヤエムグラ」の実です。こちらも小さな小さなぼたんのようですね。ヤエムムグラは葉や茎に小さな刺があるので,衣服によく引っかかることから,「勲章草(くんしょうぐさ)」とも呼ばれています。輪生した葉っぱをうまく利用すれば「勲章」のように見えるからですね。最近の子どももそんな遊びをするんでしょうか?
ヤエムグラといえば百人一首に「八重葎茂れる宿の淋しきに、人こそ見えね秋は来にけり」というのがあります。しかし、ここで歌われているものは別物。どうやら現代では「カナムグラ」と呼ばれる繁殖力が半端でないつる植物のことのようです。なんてったって、ヤエムグラは春の植物ですから。

最後はキツネノボタンにいたカメムシの赤ちゃん。なんていう名前なのかな?まだ小さくて柔らかそうでした。