横浜にある入場無料の野毛山動物園。老朽化が進み、その存続が危ぶまれた時期もありましたが、地元の根強い思い入れもあり、現在に至っています。
けして大規模な動物園ではないですが、子どもから大人まで、動物と触れ合いながら過ごすことのできる憩いの広場。
その野毛山動物園のアイドル的存在、フタコブラクダの「つがるさん」が、土曜日の夜、天寿を全うし永眠しました。
つがるさんは、なんと世界最高齢のラクダ。38歳、人間でいえぼ120歳!!死因は老衰ということらしいので、大往生ってやつですね。
つがるさんは、関節炎を患って、立つことができない生活を続けていました。そんな姿が人々に感動を与えたということで、「功労動物賞」を受賞したこともあるのです。
飼育員さんのこれまでのご苦労はいかほどであったか…。
多くの人に愛されたつがるさんの飼育舎前は、たった二日間のうちに、お花や好物のりんごなどがたくさん飾られていました。
よく見ると千羽鶴でなく千頭らくだ↓
これは昨年の12月、つがるさんの120歳の誕生日をお祝いするために呼びかけて作ったもの。最初は1000頭のつもりが1万頭も集まっちゃったんだそうです。
たくさんの人に愛されていたってわかりますよね。
仕事がら何度も訪れたこの動物園。主役のいない飼育舎の前に、たくさんの人。でも人が多い分、余計に寂しく感じられました。
なんだか涙が出ちゃいます。最近、前より涙もろくなったのは歳のせいでしょうか(^^;;
ありがとう、つがるさん。そして、野毛山動物園の飼育員の皆さん。こんな素敵な動物園があることは横浜市民として誇りです。
皆さんもよかったらお散歩に出かけてみてください。つがるさんグッズも絶賛売り出し中。
桜木町から野毛方面に進み、坂を登って行くと、看板が出ています。なかよし広場では、モルモットやひよこなどの動物と触れ合うこともできますよ(*^_^*)
動物園通りにある翠葉の餃子もオススメです!
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