Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

初写経 at Unryuin temple in Kyoto

2011-02-15 16:57:08 | 旅行(国内)
 2月11日(金・祝日)

 朝から雪が降っていて、京都は雪景色でした。雪のお陰で、底冷えする京都がそんなに寒く感じなかった朝。生まれて初めての写経に挑戦するべく、今回の京都の目的の雲龍院へ初めて訪れたが、京都駅から車で数分のところである。初めてこのお寺を訪れました。泉涌寺の中にあるお寺とでもいいましょうか?1つの丘にいくつものお寺がありました。適当な所でタクシーを降りて、探しながら「雲龍院」へ。

こちらのお寺は他のお寺と違って、昔ながら(古来ながら)に写経道場ではなく、ご本尊様の置かれる本堂での写経です。この雪の降る中、昔ながらの障子の戸に囲まれた板の間の本堂で、この様に写経をします。自分で言うのもなんですが、外とそう変わらないであろう本堂で写経をすることになるとは、夢にも思わなかったです。ただ、このお寺のお嬢様でしょうか?受付をしてくれた女性が、座る部分だけのホットカーペットと背後に置く石油ストーブをONにしてくれました。かなり助かりました。そして、吐く息が白く、昔の人々はこの寒さに一体どのように対処していたのだろうか?我慢?精神力?とある種の想いを馳せながら、写経にトライ

このお寺は昔ながらの古式ゆかしい写経のやり方をしています。まず、写経の前に身・口・意の三業を清めます。この写真の左から丁子(グローブ)を1つ取り、口に含みます。これは写経が終わるまで出してはいけません。自分の息を清めるためです。口から発する4つのことを清めます。小さな紙を頂きました。丁子は、1:不妄語 みだらな事を云わないこと、2:不綺語 無駄な噂話をしないこと、3:不悪口 人の悪口を云わないこと、4:不両舌 うそをつかないこと、です。

次に真ん中の容器には、お香の粉が入っています。それを1つまみ取って、両手のひらを合わせてこすります。塗香(ずいこう)といって、身体でする3つの行為を清めます。1:不殺生 生物を殺さないこと、2:不ゆう盗 盗みをしないこと、3:不邪淫 よこしまな性の遊びをしないこと。

一番右にはお水が入っていて、枝のようなもので頭に水を1滴落とします。洒水(しゃすい)といって、心から生まれる3つのことを清めます。1:不けん貪 むさぼりの心を起こさないこと、2:不しんに 妬みの心をもたないこと、3:不邪見 よこしまな考えをしないこと。

さらに香煙で身を清めるということが必要なようですが、この時は私達二人だけだったから?たまたま忘れられちゃったのか?お香は焚かれてなかったので、ストーブとホットカーペットをONにして、写経を開始しました。⇒つづく




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