ピアノのお稽古

2014-10-30 00:44:55 | ピアノ

今夜はピアノのお稽古のことを思い出してみよう。

物心ついた時、我が家にはアップライトピアノがあった。
古い寺の庫裡に不思議な洋間があって、その奥には「奥座敷」と呼ばれる書院造りの二間とトイレがあった。そのトイレの不思議なこと。トイレとは言わなかった。お便所。
何が不思議かというと、微かにしか思い出せないのだけれど、上品な感じ。侘び寂びを感じるお便所だ。廊下は一面硝子張りで日本庭園の中庭を鑑賞できる。
お便所の入り口は硝子戸を開けると大きな石の手洗いがあり柄杓がおいてあった。
夏の忙しい時期には、蚊取り線香を焚いて中庭の草むしりとこの石の掃除をした。
その昔、「なんとかの宮様」がお泊まりになったことがあり、その時に新書院として増築された座敷のようにきいている。
ピアノのお稽古の話に奥座敷は関係ないようだが、私にはそうでもない。
寺の廊下とは客が迷子になるようにできている。
いつの間にかグランドピアノが入った洋間の前から奥座敷にと続く一本の廊下は若かった私には何かと思い出がある。
グランドピアノがきた頃、洋間に入る廊下に対してT字に走る廊下の反対側の部屋を子供部屋としてリフォームされた。
二つ机を並べて、背中側に母の嫁入り道具であったアップライトピアノが置かれた。
姉の机はぐっちゃぐっちゃ、私の机はスッキリ。姉は超読書家で私は超遊び人。机が必要なのは姉で、私には不要だったので置くものがなかったというわけだ。
グランドピアノは母の仕事用。毎日沢山の生徒さんが、半数は義務的に、廊下を叱られる為にパタパタ歩いていた。
ピアノの先生は熱が入るとめちゃくちゃ怖いものだ。
生徒さんのレッスンが早めに終わった日、姉か私かどちらが呼ばれるかドキドキしていた。大概姉が呼ばれていた。
姉はピアノも上手、絵も上手、身長も高くて口も達者。期待の長女だ。
私は叱られるのが怖くてビクビクしているのに、あまり叱られない。母はあきらめていたのか疲れていたのか、ほどほどのレッスンで終わる。
 
ある年の発表会で私より歳上の男の子の母親が、私の曲を変えさせた。
自分の息子が年下の私より進んでいないのは体裁が悪いからと、それもプログラムができてから。
私の名前の横の曲名に線が引かれて、私は簡単な曲を弾け!と命令された。
怠け者でぼんやりの私にもかすかな意地があった。
わざとつっかえつっかえ弾いてやった。どうでもよい、失敗すべき発表会だと思っていた。よほど面白くなかったのだ。今でも憶えているのだもの。
そしていつしか私は母のレッスンを受けないでバイエルの上下巻を自分で丸をつけて修了した。
その頃私はバレエに夢中だったこともある。
レニングラードバレエ団の「白鳥の湖」
を小学一年生の時に観せてもらった。
帰るなり私は土下座をして母に頼み込んだ。
「バレエ習わせて!」
さあ、母は困ったことだろう。
こんな田舎ではバレエ教室なんてありゃしない。ピアノ教室だって母が第一号。
色々調べて京都まで行かないとクラシックバレエの教室はないとわかった。毎週京都まで通うなんて流石にできない。それで母はモダンバレエ教室というのを見つけてきた。週二回、私はレオタードを着て踊れると思うと嬉しくてバレエの日は大急ぎて帰宅した。母は私のバレエ教室通いに合わせてその近くでもピアノ教室を始めた。学校から帰るとバスで教室に行き、レッスンが終わると母のピアノ教室まで歩いて行く。母の生徒さんのレッスンを聴きながら終わるのを待って一緒に帰るのだ。
姉は月に一度京都からやってくる偉い先生のレッスンを受けていた。
私はピアノは適当に弾いては自分で丸をつけるということをしていた。練習曲はほとんど耳で覚えていたから。
でも、それはやはりまずいと母は思ったらしく、教え子の所に私を通わせた。でもお姉さん先生は優しいし、ほとんど遊びに行っていたようなものだ。三人姉妹のお姉さん先生、姉妹が愛読?していた「少女フレンド」という漫画目当てで通っていた。
だからピアノはいつまでたっても私にはどうでもよいものだった。
今夜はここまでお休みなさい。
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一粒残し

2014-10-29 16:18:19 | 日記

多く入れても一粒残し、少なく入れても一粒残し、

これは非常時に備えての保険?貯金?ダイエット?

どちらにせよ、私も見習うべき習慣かしら。猫食い。

 

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アレルギー体質の猫

2014-10-26 23:40:20 | 日記

受難の季節

 
朝、猫の遠吠えで目覚めた。
猫は毛を逆立て、壁を蹴って走っている。時々脚をプルプル痙攣させ、背中はヒクヒクと動く。
 
やれやれ、季節の変わり目のアレルギーだ。
拾った時からクシャミをして、結膜炎。
あぁ、この子はアレルギー体質だ……(u_u)
私自身と我が子でよくわかっているので直ぐに覚悟をして、医者からアレルギー体質用の餌を買っている。特別な餌とはいえ、缶詰めの餌に比べて割安だと思う。それでも年に二回は症状が出る。
マッサージするように身体を調べると凸凹している。毛皮だから見えないけれど蕁麻疹だ。
 
今朝も全身で私に「助けてくりょっ!」と訴えてきた。
 
動物病院に電話して薬だけもらいに行く。猫を病院に連れて行くのはさらにストレスをもたらすので可哀想だから。
 
もうすぐまる六年、私も投薬のプロになったし、猫も慣れてきた。
結膜炎の時は
「めめちゃん」
というと、ケージに飛び込んで観念のポーズでまぶたと眼球への塗り薬を受ける。
終わればケージから悠々と出る。「おしまい」がわかるのだ。
少し大変な飲み薬。
 
 
私は軍手を左手にはめ、大きめのスポイトに水を入れて丸薬を隠し持つ。どんなに隠れて準備をしても猫は異変に気付く。
私の表情をガン見して早々と察する。私は知らぬ顔で家事をしているふりをして猫に隙を与える。
そして、おもむろに近づき、左手でがっしりと捕まえ身体を固定して
「ごっくん!かいかい!ないない!」
と繰り返し言い聞かせる。
親指と人差し指でグワっと口をたてにこじ開け丸薬を投入、すかさずスポイトで水をチューッ!!鼻と口を抑えてごっくんと喉が鳴るのを確認してから「いいこいいこ!お終い!」と褒めてやる。猫はゲフゲフするも、終わったことを理解してケロっと毛繕いをする。
これに至るまでには猫にいつもしてやられていた。
猫はなんと、
「飲んだふり」をするのだ。
投入してちょっとの間は力で口を閉じさせておかないと、暫くして離れた所で「ぺっ!」と吐き出しているのだ。
タイミング、迅速性、絶対負けない!という信念が大切。
どれが足りなくても猫はケダモノの力で抵抗し、ケダモノの知恵で薬を吐き出す。
こちらの勢いさえ勝れば患畜は抵抗の途中で観念するし、やがてはその儀式が終わると身体が楽になることを覚えてか抵抗の力は弱くなってきた。
 
猫の蕁麻疹にもステロイドだ。
劇的に効く。それだけにさっさと治す必要がある。
 
娘もアトピーで耳の後ろが切れている。私は毎朝両手が蕁麻疹で腫れる。
 
大好きな秋なのに、受難の季節だ。
 
おやすみなさい、明日があるならまたね。
 
 
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ポスティング

2014-10-26 00:06:06 | 日記

寒暖の差が激しいので寒冷アレルギー患者は辛い日もあるけれど、残暑がだらだらもたれず、秋が長いのは嬉しい。

いよいよ芸術の秋。
芸術にはほど遠いけれど、私も生涯学習センターともいう公民館の文化祭で出番がある。
文化祭運営委員会に出席したり、当日スタッフや事前お手伝いなど沢山のサークルから数名ずつが何らかの作業を担当して文化祭の成功のために協力する。
事前のお手伝いでは、今年はチラシの「ポスティング」の係りとなった。近所を適当に廻ればいいや!と思っていた。高層マンションもあるし~*\(^o^)/*なんて呑気にかまえていたのだけれど、渡された大量のチラシには地図がついていた。地図には囲み線があり、そのエリアを廻ってくださいということだ。
ひぇー(O_O)
家から離れたエリアだった。
近所はお隣さんが担当されて、今日出会ったら「もう配っちゃったよん(^^)」ですって!
地図によると、あまり集合住宅がなさそう。戸建ての家が広いエリア内に点々としている。
「余ると思いますから、余ったチラシは返却してください」とのこと。
ならば、適当に配布して半分ほど返却してしまおうか……などと悪魔が囁くが、やはり、後ろめたいことはしないに限る。丁度息子が帰省したので、頼んでみたら、快く付き合ってくれた。
歩き回ること1時間半、まさかのチラシ足りません!のパターン。
「いつの地図や!」
畑の記号の所は住宅地になっておしゃれなお家が並ぶ。マンションもアパートも建っていた。が、道は直ぐに行き止まりになる。
アパートは階段だ。ジグザグに歩き徹底的にポスティングしていたら余るどころか足りなくなった。もうそれは知らん~
役目は果たした……ことにする。
お天気が良くて途中汗をかくほど。
 
ポスティングはなかなかに大変な作業だった。
一人ならめげていたかもしれない。不審がられるし。「チラシお断り」の文字があるとがっかりするし、犬が門番していると怖い。
地図がデタラメなので、配った場所をチェックもできない。やみくもではなく、やはりルートを考え、記憶を頼りに配る。
 
 
それでも終えてから息子とブラブラ歩いた時は風も涼しくなり楽しかった。
高い青空には秋のヒツジ雲。
地平線まで続いて夕陽に染まっていたオーストラリアのヒツジ雲の話をしながら帰宅した。
来年は違う係りにしたい(^^;;
 
当日のお仕事はバザーの店番だ。
 
お休みなさい、明日があるならまたね。
 
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フライパンと秋雨と今日の私

2014-10-23 00:16:55 | 日記

フライパンを新調した。

25年ものの鉄のフライパンはまだまだ現役だけれど、無水鍋としても使える18-8ステンレスのソテーパンをずっと欲しいと思っていたのだ。
大切に育てられたお野菜やお肉をこれで大胆に調理すると、その味が更に更に堪能できて、そんな風に美味しいものができるとなんだかお料理好きになりそうだ。
高価なので迷って迷ってあれこれ調べて買ってよかった。
持ち手もステンレスだから熱くなりそうだけれど、熱くなるなら火力が強すぎるという合図となる。
水滴が転がる位に熱してからお肉を焼くと油無しでもくっつかない。ストレスフリーパンだ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
 
 フライパンとは全く関係ないけれど
今朝、寝坊した私が新聞を取りに玄関ドアを開けたら、おじさんが脚立を持って立っていた。
「あっ!4年に一度のブレイカーの点検日だった!」
そして、
「あっ!今日は第4水曜日!ビンカンゴミ………>_<…」
この時期から年末にかけて、私は危ないのだ。前回は留守にしていたため出せず、既に1ヶ月分たまっている。
先週はゴミ当番で早起きして頑張ったのに。
 
おじさんは
「他を回ってからまた来るから」
と、気を遣ってくれた。
 
秋の長雨は眠くなる。
 
朝寝坊、昼寝、夕寝で夜更かしとなりまた朝寝坊(u_u)
 
 お休みなさい、明日は早く起きられますように。
 
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