千成最中

2016-03-29 23:56:47 | 日記
子供の頃のお八つと言えば、羊羹とか最中が大好きだった。お団子お饅頭ねりきり。
それと、新潟の叔母様から届く笹団子*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
甘いもの大好き。
でも、近頃は甘いお菓子はできるだけ控えている。
が、頂き物は別だ。美味しいうちにいただきましよう。





久し振りに最中が上顎にもしゃもしゃとへばりつく感覚。買っては食べないから嬉しい。美味しい緑茶を入れましょう。

この千成五色最中。昔より甘さ控えめでとても優しい最中。あんこの主張が優しい。最中と言えば昔は重たいイメージだけど、これは軽い。

お八つの歴史を思い出した。
中学生の頃か、駅前に初めてタカラブネの店舗ができた。
大きなシュークリームに生クリームとカスタードクリームが入っている!びっくりした。
同級生のご両親のお店だったので、学校帰りによく行った。
高校時代は、ソフトクリーム、ジャムンチョ。
ゴンチャロフやヨックモックが登場した時も驚いた。
姉妹の喧嘩は大体お八つが原因。

眠いので内容も時系列無茶苦茶だ、幼稚園頃までは、農家の軒下のつるんぼ、干し柿。
村で唯一軒の萬屋「孝ちゃん」のアイスクリーム。寺の子だからとコッソリポケットに入れてくれる当時の高級チョコ「森永ハイクラウン」

美味しい最中で思い出すお八つ多々。
いつか私のお八つの歴史を纏めて書くことにしよう。

太ることとか、糖尿の心配とかなかった幸せな記憶。


能面

2016-03-28 17:51:44 | 日記
母が亡くなってしょんぼりしてしまった父に、親しい方が、能面打ちをしてみないかと誘って下さった。
晩年に仏画を趣味としていた母は、専門的な絵の具や筆を沢山遺していたから、それをそっくり使えるというのもあって、父はすぐにのめり込んでいった。
帰省すると父の部屋は木屑が散らかっていることが多い。分厚い木の塊が、とても薄い面に仕上がるのだ。
毎年作品展に出品している。
今年の作品。




父も母も姉も手先が器用だ。私は一体誰に似てこんなに不器用なのかしら。せめて口でも達者ならと思うがそれもままならない。逃げ足飛び足駆けっこだけが得意だった。

困った

2016-03-24 13:55:50 | 日記

長着が無事テーブルクロスになったので、次は帯をバッグインバッグにと張り切ってはじめたのだけれど、
猫が膝に乗って降りてくれない。おろしてもおろしてもしつこく乗ってきてダメだこりゃ。



ようやく熟睡してくれたので、そろっと移動、着地成功。



長着の八掛を裏にしてここまでできた。ギター用のお道具用のポーチにしようかな。



完成、細かい事はさておいて、見ないで、言わないで、気にしないで。
猫がまた戻ってきた。
さあ、夕食の支度をしなくちゃ。
どいてくりょ。





着物の解体

2016-03-22 18:32:43 | 日記
キルトの先生に来てもらって、とうとう第一号着物の解体。



最初のハサミ入れは先生に頼んで、恐る恐る自分もやってみる。
手際よく先生は裁いていく。ブツブツ弁解しながら自分も真似をする。

だんだんと

何にしようかと前向きになっていく。

喪服は喪の時のテレビカバーとか、帯は椅子カバー、ウールはソファカバー
など、アイデアは尽きない。


昨日は1日がかりで長着一枚やっとこ洗濯した。
今日の為に、洗濯をしておくようにと宿題を出されていたから。
樟脳の匂いと闘いながら。
絹の着物を洗っちゃった。
全く大丈夫だった。
洗えるんだ。

2回まわしたら樟脳の匂いもほぼ消えた。

着物がどのように作られているのか教わりながらの解体。

お母ちゃんの思いを更に受け止めながら、感謝しながら。

先生はアイロンで付けられる芯地用意して、これからどうするか教えて下さった。溢れるアイデアを惜しみなく話して下さった。

仲良し飲み友達なんだけど、今日は先生だった。
ありがとう。

焼き蛤

2016-03-20 01:07:40 | 日記
芝居の台詞に唆られて
「焼き蛤」
を注文した。
芝居の台詞とは少し違うが
「あいにく只今厨房が手一杯で、酒蒸ししかできません」
と、断わられた。
芝居では味醂蒸しが出てくる。

今日のお芝居
何ヶ月も前からチケットを暖めていた
泉鏡花の
「歌行灯」
紀尾井ホールにて。