市報の休日当番医の欄を読んでいたら、横から覗き込んでいた息子が
「おかしいなぁ」と言う。
何がおかしいなぁ?なのか話を聞いておおいに勉強になった。
息子は市の広報課に電話をして担当者相手に丁重に国際法や国内法の説明をしている。
地方公務員は国際法まで勉強しないのかな。
電話はあっさり終わり、息子は「次の市報楽しみだね。」と言う。
日本では、病院とかクリニックを表すマークとして、「白地に赤十字」という「赤十字社の標章」を許可なく使用するということが至極当たり前のようになっているが、これが国際法、国内法に触れる行為であるというのだ。罰金もある。
え?そうなの?
なんの疑問も抱かないで半世紀生きてきたわ。
調べると過去に電通が大量の印刷物を回収して赤十字社に謝罪したなどという例もあった。
確かに「白地に赤十字」というマークが誰にでも使えるなら、テロやその他悪用されたり、混乱の原因になるだろうことは想像できる。
丸であろうが四角であろうが「白地に赤十字」は赤十字社の標章。
市報で毎月そのマークを安心のシンボルとして眺めていたら次世代にも刷り込みマインドコントロールされ続けることになる。
これでは後進国といわれても仕方ないほど日本人の知らない世界の常識のようだ。
自治体レベルからでもただしていかないと日本の隅々までこの常識が行き渡ることはないだろう。
息子の指摘を受けて家にあるMAPを何種類か調べてみたが、あれあれまあまあ、赤十字社罰金で潤いますぜ~
罰金収入を目的とした法律でないだろうから周知徹底しないのだろうな。
先ほどの電話の広報担当者は
「そんな法律は知らなかった、標章使用は下請けの印刷会社に一任していたことで、勉強しなおし対処します。ご指摘ありがとうございました。」
と返答されたとのこと。
変な電話と一蹴されずにすんで良かった。
災害時発生時にTVで自衛隊が赤十字の腕章を付けているのを目にするが、医療部隊だけが付けても良いのであり武装部隊は付けてはいけない。勿論、武装部隊が活躍するシーンなど日本では無いけれど。
赤十字を付けている救急車は赤十字社関連の病院のものや、一部許可を得た医療関係車。ヘリコプターも同様。
つまり、「しょっちゅう見かける赤十字」というのはおかしいわけだ。
赤十字を掲げるならまずは無償の医療が前提。
地図の病院マークに使ったり、街の薬局店が看板につけたりしてはいけない。
なるほどなぁ。
赤十字のついた施設は戦時下でも攻撃してはいけないというルールがある。
それでも、先の大戦では赤十字のついた日本の船が撃沈されている。
米は赤十字船に偽装した軍艦だとして攻撃したそうだ。真実は海の底。
ISISにこの国際法が通用するのかしら?
イスラム圏では赤十字はキリスト教の十字軍と見なされるので、赤い新月を使用する。
それはともかく、
「白地に赤十字」攻撃の禁止、命を守るマーク。
みだりに使用してはいけないというお話。どこにでも赤十字がある国では、いざという時にその標章の効力が有効に発せないということだ。
刷り込まれた私には、「赤十字」イコール病院でわかりやすいのだけれど。
「赤十字社」そして「日赤」の権威を改めて考えさせられた。
「あれ~?スイスの国旗!」
とボケて、息子に
「アホ!あれは赤地に白十字や!」と突っ込まれた。
アンリ デュナンはスイスの人でしたね。
追記
色弱者の立場から考えれば、白地に黒十字も使わないのが正しい。
「おかしいなぁ」と言う。
何がおかしいなぁ?なのか話を聞いておおいに勉強になった。
息子は市の広報課に電話をして担当者相手に丁重に国際法や国内法の説明をしている。
地方公務員は国際法まで勉強しないのかな。
電話はあっさり終わり、息子は「次の市報楽しみだね。」と言う。
日本では、病院とかクリニックを表すマークとして、「白地に赤十字」という「赤十字社の標章」を許可なく使用するということが至極当たり前のようになっているが、これが国際法、国内法に触れる行為であるというのだ。罰金もある。
え?そうなの?
なんの疑問も抱かないで半世紀生きてきたわ。
調べると過去に電通が大量の印刷物を回収して赤十字社に謝罪したなどという例もあった。
確かに「白地に赤十字」というマークが誰にでも使えるなら、テロやその他悪用されたり、混乱の原因になるだろうことは想像できる。
丸であろうが四角であろうが「白地に赤十字」は赤十字社の標章。
市報で毎月そのマークを安心のシンボルとして眺めていたら次世代にも刷り込みマインドコントロールされ続けることになる。
これでは後進国といわれても仕方ないほど日本人の知らない世界の常識のようだ。
自治体レベルからでもただしていかないと日本の隅々までこの常識が行き渡ることはないだろう。
息子の指摘を受けて家にあるMAPを何種類か調べてみたが、あれあれまあまあ、赤十字社罰金で潤いますぜ~
罰金収入を目的とした法律でないだろうから周知徹底しないのだろうな。
先ほどの電話の広報担当者は
「そんな法律は知らなかった、標章使用は下請けの印刷会社に一任していたことで、勉強しなおし対処します。ご指摘ありがとうございました。」
と返答されたとのこと。
変な電話と一蹴されずにすんで良かった。
災害時発生時にTVで自衛隊が赤十字の腕章を付けているのを目にするが、医療部隊だけが付けても良いのであり武装部隊は付けてはいけない。勿論、武装部隊が活躍するシーンなど日本では無いけれど。
赤十字を付けている救急車は赤十字社関連の病院のものや、一部許可を得た医療関係車。ヘリコプターも同様。
つまり、「しょっちゅう見かける赤十字」というのはおかしいわけだ。
赤十字を掲げるならまずは無償の医療が前提。
地図の病院マークに使ったり、街の薬局店が看板につけたりしてはいけない。
なるほどなぁ。
赤十字のついた施設は戦時下でも攻撃してはいけないというルールがある。
それでも、先の大戦では赤十字のついた日本の船が撃沈されている。
米は赤十字船に偽装した軍艦だとして攻撃したそうだ。真実は海の底。
ISISにこの国際法が通用するのかしら?
イスラム圏では赤十字はキリスト教の十字軍と見なされるので、赤い新月を使用する。
それはともかく、
「白地に赤十字」攻撃の禁止、命を守るマーク。
みだりに使用してはいけないというお話。どこにでも赤十字がある国では、いざという時にその標章の効力が有効に発せないということだ。
刷り込まれた私には、「赤十字」イコール病院でわかりやすいのだけれど。
「赤十字社」そして「日赤」の権威を改めて考えさせられた。
「あれ~?スイスの国旗!」
とボケて、息子に
「アホ!あれは赤地に白十字や!」と突っ込まれた。
アンリ デュナンはスイスの人でしたね。
追記
色弱者の立場から考えれば、白地に黒十字も使わないのが正しい。