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議論できない民主党細野議員

2013-04-06 | シンキング

日本テレビ系のTV放送(ウェークアップ!ぷらす)の内容。

憲法改正の議論。

特に憲法改正に関わる九十六条。

日本国憲法 第九十六条は、次のとおり。

この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

この九十六条の議論は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成を、過半数に変更するかどうかです。

この議論に対し、民主党の細野議員は、今回の選挙のように、(民主党から自民党に)大きく振れるような状況で、過半数による改定は良くないと発言。

そもそも、この発言は、選挙の根幹にあたる民主主義の投票制度を否定する発言。

選挙結果で大きく触れるのは現象であって、憲法九十六条の問題ではない。

大きく振れることの問題は、小選挙区制となっている選挙制度の問題。

日本国憲法の改正の問題ではない。

問題をすり替えている。

次の民主党を担うと言われる議員がこの程度の思考回路。

司会者の辛坊さんもその辺は仕切って欲しかった。

今回の放送中、細野議員の発言は、この3年間の民主党運営の自己弁護、自己防衛になっていて、建設的な発言がなかった。

番組の最期、橋下市長の発言が良かった。

「日本維新の会では、意見の食い違いがあることも全てオープン。でも、最後は、党首が方針を決める。」

暗に、民主党は、この反対をしているような発言で、番組を締めていた。

 

閑話:

私の過去3回の衆議院議員の投票は、民主党、民主党、民主党でも自民党でもない党。

民主党に期待し、投票してきたが、政権を担当したら、とんでもない党であることが分かった。

・実務能力がない

・党内がバラバラで統治できる人がいなかった

・統治できた野田さんは、政治情勢を把握できないまま、解散。民主党を実質解体してしまった。

・私の選挙区は、神奈川5区。結果的には、民主党のあの田中慶秋元議員に投票していた。

田中元議員は、元ゼンキン同盟小糸工業支部委員長や書記長を務めた人。

この選挙区の民主党推薦候補はこの人だった。

その後は、ご存じのとおり、不正医療費請求、外国人献金、交際してはいけない人との交際等が発覚。

大臣は辞めないと記者会見した時の顔は、強面(こわもて)だったのが印象に残った。

記者会見の時 → http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121013/stt12101318000001-n1.htm

しかし、選挙用の顔は、別人の様。→ http://www.keisyuu.com/

田中慶秋元議員の事務所は、戸塚駅西口の元バスセンターの近くの国道沿いにあるので、その辺りを移動していると見かけることが度々あった。

凄く小柄、昨年末の選挙では、この候補者に近づいている選挙民は見かけなかった

今年、横浜市を転居したので、もうお見かけすることはない。

 

諸外国の政権交代では、1期のみの政権交代はないと言われていた。

日本では、任期期間4年も持たないで、わずか3年。一期のみで政権交代。

政権を担当していた実績から見れば、当然の成り行きと考える。