今日、テレビを見て感じたCM。
そのCMは質問から開始される。
老夫婦がカメラに向かって、「葬儀費用はいくらかかるの?」
その次のCM画面では、質問に答えずに、「葬儀費用で、最大100万円まで保障」。
おいおい、質問に答えていないじゃないかと突っ込んでしまった。
私が、この老夫婦だったら、再度、いくらかかるの?と聞く。
おかしなCMと感じた。
休題:
葬儀費用で検索すると、平均的な葬儀費用は、次の内容でした。
葬儀……514,000円
飲食費……454,716円
寺院費用……430,000円
香典返し……250,000円(ひとり5,000円で50人と計算)
心づけ……10,000円
これらを合計すると、1,658,716円となります。
ここから引用。
http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/29/funeral/
閑話休題:
葬儀費用(最高100万円)保障の保険では、平均的な葬儀費用を補填できないと言う実態がわかった。
CMで、質問に答えない訳がわかった。
この保険だけでは、葬儀費用の全額は補填できないことを説明する必要があるからだ。
だったら、何故、この質問から始まったのか。
不思議である。
CMの出だしとしては、関心は引く質問ではある。
その答えを聞きたい人には、不満が残るCMでした。
追記:
費用のところで、香典返しで、25万円掛かる。
香典返しは、香典の半額とすると、香典は50万円はあったとも読み取れる。
保険で100万円補填されれば、150万円はカバーできる。
平均的葬儀費用が166万とすると、実質16万円負担で済むとも考えられる。
魅力的な保険かも知れない。
ここまで説明したら、保険会社のセールスマンみたいになってしまった。
そもそもは、質問して質問に答えない、コミュニケーションできない変なCMを問題にしていた。
追記-2:
このCMは、放送されなくなった。
単純に、葬儀費用を補填する保険説明に変更されている。