目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

変な会話のCM

2013-04-08 | シンキング

今日、テレビを見て感じたCM。

そのCMは質問から開始される。

老夫婦がカメラに向かって、「葬儀費用はいくらかかるの?」

その次のCM画面では、質問に答えずに、「葬儀費用で、最大100万円まで保障」。

 

おいおい、質問に答えていないじゃないかと突っ込んでしまった。

私が、この老夫婦だったら、再度、いくらかかるの?と聞く。

おかしなCMと感じた。

 

休題:

葬儀費用で検索すると、平均的な葬儀費用は、次の内容でした。

葬儀……514,000円
飲食費……454,716円
寺院費用……430,000円
香典返し……250,000円(ひとり5,000円で50人と計算)
心づけ……10,000円
これらを合計すると、1,658,716円となります。

ここから引用。

http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/29/funeral/

 

閑話休題:

葬儀費用(最高100万円)保障の保険では、平均的な葬儀費用を補填できないと言う実態がわかった。

CMで、質問に答えない訳がわかった。

この保険だけでは、葬儀費用の全額は補填できないことを説明する必要があるからだ。

だったら、何故、この質問から始まったのか。

不思議である。

CMの出だしとしては、関心は引く質問ではある。

その答えを聞きたい人には、不満が残るCMでした。

 

追記:

費用のところで、香典返しで、25万円掛かる。

香典返しは、香典の半額とすると、香典は50万円はあったとも読み取れる。

保険で100万円補填されれば、150万円はカバーできる。

平均的葬儀費用が166万とすると、実質16万円負担で済むとも考えられる。

魅力的な保険かも知れない。

ここまで説明したら、保険会社のセールスマンみたいになってしまった。

そもそもは、質問して質問に答えない、コミュニケーションできない変なCMを問題にしていた。

 

追記-2:

このCMは、放送されなくなった。

単純に、葬儀費用を補填する保険説明に変更されている。