18年前の淡路阪神大震災(1995年)を、大阪で体験。
2年前の東日本大震災(2011年)を、横浜で体験。
そして、今回の震災を、大阪で体験。
地震の被害の大きさは、その時に手に入る被災情報量に反比例するが、私の経験。
揺れが大きくて、地震情報が少ない時は、大震災で被害も大きい。
揺れがそこそこても、地震情報が多く入手出来る時は、それ程でもない。
阪神大震災の時は、NHKで最初に報道された地震情報は、滋賀県彦根で震度XXでした。
大阪に住んでいた私は、滋賀県の彦根の方が震源だったと勘違いした。
その後、だんだん情報が入ってきて神戸の方とわかった。
被害が大きいと、インフラ(電気、回線等)が寸断され、地震データーの情報すら伝わらない。
東日本大震災の時は、インフラの電気が止まった。
揺れが大きく、揺れている時間が長かったので、動揺し、携帯のTVとかeメール等に気が回らなかった。
約1時間は、地震情報は全く入らなかった。
TV,ラジカセも電源コードが必要なタイプ。
ラジカセは、電池を入れれば聞くことができたが、そこまでも気が回らなかった。
余震が多くて、そんな気は回らなかった。
玄関のドアを開けて、閉じ込められないようにすることだけだった。
震源地が東北の方であるというのは、外にでて、携帯ラジオをもっている人から情報を知った。
この日、横浜は、夜9時まで、約6時間停電していた。
18年前の阪神大震災の時とは、インフラが大きく異なる。
1995年、公衆電話が主流の時代。
震災のため、家庭の電話は昼間は繋がらなかった。
公衆電話に長い行列ができた。
関西では、携帯電話が繋がったということで、関西の携帯電話は急速に普及した。
東日本の時は、携帯電話は繋がらなかった。
メールが繋がったらしいが、電話が繋がらない状態だから、メールは当然繋がらないと勝手に解釈し、試してもいない。
JR東日本は、自前の電源を持っていたので、駅付近は、全て停電であったが、駅のTVは地震情報を放送していた。
私は、この東日本大震災を経験後、3月にスマホを購入した。
購入理由は、次の理由。
・メールが簡単にできる。
・アプリで懐中電灯替りになる。
・アプリでラジオも聴ける。
・地震警報のアプリ(ゆれくる)があるので、地震情報は、携帯電話の緊急地震情報よりは、正確に頻繁に教えてくれる。
今朝の地震も、スマホのアプリ(ゆれくる)が地震警報を発してくれた。
少し遅れるが、携帯の地震警報のアラートが鳴った。
今朝のテレビでは正確な地震情報がでていた。
地震情報の多さで、私は被害はそんなに大きくないと思った。
逆に、95年当時よりは、インフラ整備されたためなのかは、正確にはわからない。
現時点の情報では、怪我をした人もいるが、大きな被害にはなっていないのが、救いである。
揺れが激しくて、震災情報量が少ない時は、被害が甚大と考えたら良い。
いつ地震が来てもおかしくないのが、今の日本列島の状況。
地震対策の準備をしておこう。