昨日はT君と阿蘇グランヴィリオに行ったのですが、台風11号の名残雨のためにスタートを断念しました。
で、することも無いので、電気館に上記映画を観に行きました。
パガニーニは1782年にイタリアで生まれたヴァイオリニスト・作曲家です。
5歳でヴァイオリンを始めたものの、13歳の時にはすでに学ぶものが無いほどの腕前になってしまいました。
仕方ないので、自分で自分用の練習曲を作って演奏技術を高めていきましたが、" 超絶技巧 " を必要とする難曲だらけでした。
それを聴いた人々は、" パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ。 " と噂したそうです。
リストは、その演奏を聴いて、" ピアノのパガニーニ " になることを決意したそうです。
家財道具を売り払ってチケットを入手し、演奏を聴いたシューベルトは、" アダージョでは天使の声が聞こえたよ。 " と言ったそうです。
使用していたヴァイオリンはグァリネリ作の物でしたが、パガニーニは、その音色から、これを、" カノン " と呼びました。
パガニーニは、" カノン " を、死ぬ前にジェノバ市に寄贈しました。
その際に、" 他人に譲渡、貸与、演奏しない。 " という条件が付けられました。
しかし、現在のジェノバ市は、その約束を破って、貸与を繰り返しています。
さて、この映画でパガニーニを演ずるデイビッド・ギャレットは1981年にドイツで誕生していますので33歳位でしょうか。
4歳でヴァイオリンを始め、13歳でCDを録音しています。
14歳でドイツのグラモフォン社と専属契約を結んでいますが、これは最年少記録です。
2004年にニューヨークのジュリアード音楽院を卒業しますが、在学中は学費を稼ぐためにモデルとして収入を得、
" クラシック界のベッカム " と呼ばれました。
この映画は彼自身が企画、制作総指揮、音楽を担当したものです。
とにかく、この作品は、ストーリー展開や演技力が批評されるような物ではありません。
デイビッド・ギャレットが、5億円とも言われる名器ストラディバリウスを、" 21世紀のパガニーニ " と称される超絶技巧で
自由自在に演奏しまくる醍醐味がすべてです。
私はこの演奏を再生するだけのためにDVDを購入しようと決意しました。
私自身を振り返れば、幼稚園から小学校の3年生くらいまでヴァイオリンを習っていました。
その後2年近くは妹に付き合ってピアノも習いました。
高校2年でジャズに出会うまではクラシック音楽のファンで、親に買い与えられたレコード全集を
チャイコフスキーを中心に聴いていました。
すべて私の母親の影響です。
母は若い頃、九州大学のコーラス部に所属していたそうです。
そのせいか、炊事をしながらベートーベンの第九をドイツ語で歌うことが度々ありました。
小学生だった私は、それを、いつの間にか丸暗記してしまい、今でも歌うことができます。
で、することも無いので、電気館に上記映画を観に行きました。
パガニーニは1782年にイタリアで生まれたヴァイオリニスト・作曲家です。
5歳でヴァイオリンを始めたものの、13歳の時にはすでに学ぶものが無いほどの腕前になってしまいました。
仕方ないので、自分で自分用の練習曲を作って演奏技術を高めていきましたが、" 超絶技巧 " を必要とする難曲だらけでした。
それを聴いた人々は、" パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ。 " と噂したそうです。
リストは、その演奏を聴いて、" ピアノのパガニーニ " になることを決意したそうです。
家財道具を売り払ってチケットを入手し、演奏を聴いたシューベルトは、" アダージョでは天使の声が聞こえたよ。 " と言ったそうです。
使用していたヴァイオリンはグァリネリ作の物でしたが、パガニーニは、その音色から、これを、" カノン " と呼びました。
パガニーニは、" カノン " を、死ぬ前にジェノバ市に寄贈しました。
その際に、" 他人に譲渡、貸与、演奏しない。 " という条件が付けられました。
しかし、現在のジェノバ市は、その約束を破って、貸与を繰り返しています。
さて、この映画でパガニーニを演ずるデイビッド・ギャレットは1981年にドイツで誕生していますので33歳位でしょうか。
4歳でヴァイオリンを始め、13歳でCDを録音しています。
14歳でドイツのグラモフォン社と専属契約を結んでいますが、これは最年少記録です。
2004年にニューヨークのジュリアード音楽院を卒業しますが、在学中は学費を稼ぐためにモデルとして収入を得、
" クラシック界のベッカム " と呼ばれました。
この映画は彼自身が企画、制作総指揮、音楽を担当したものです。
とにかく、この作品は、ストーリー展開や演技力が批評されるような物ではありません。
デイビッド・ギャレットが、5億円とも言われる名器ストラディバリウスを、" 21世紀のパガニーニ " と称される超絶技巧で
自由自在に演奏しまくる醍醐味がすべてです。
私はこの演奏を再生するだけのためにDVDを購入しようと決意しました。
私自身を振り返れば、幼稚園から小学校の3年生くらいまでヴァイオリンを習っていました。
その後2年近くは妹に付き合ってピアノも習いました。
高校2年でジャズに出会うまではクラシック音楽のファンで、親に買い与えられたレコード全集を
チャイコフスキーを中心に聴いていました。
すべて私の母親の影響です。
母は若い頃、九州大学のコーラス部に所属していたそうです。
そのせいか、炊事をしながらベートーベンの第九をドイツ語で歌うことが度々ありました。
小学生だった私は、それを、いつの間にか丸暗記してしまい、今でも歌うことができます。