はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

故障者リスト入り

2016年02月29日 | 日記
アルコール解禁日の25日木曜日は、午後休診を利用してボウリングに行き、8ゲームほど練習をしました。
そして、夜は既にアップしたとおりに、街で久し振りに飲んだくれました。
ところが、翌朝、強烈な右の脇腹痛を発症していたのです。
咳もできないほどの痛みですし、クシャミをすると大声で呻いてしまう始末です。
翌日は安静を保って、土曜日のボウリング大会に臨んだのですが、練習ボールを数球転がしただけでギブアップしてしまいました。
今日で4日目ですが、痛みは全く改善しません。
右の第4肋骨に圧痛点がありますので、骨折の可能性が高くなってきました。
バストバンドを装着して仕事をこなしている状況です。

故障の原因はボウリング以外に考えられないのですが、プレー中や、夜の飲み方では痛みを感じませんでした。
妙な投げ方をしたわけでもないので疲労骨折でしょうか?
結局、原因は加齢によるものと診断すべきでしょう。

トホホな故障者リスト入りとなってしまいました。

アルコール解禁

2016年02月26日 | お酒
2月4日にスタートした3週間の禁酒は2月24日をもって無事に終了しました。
もともとは正月の雑煮で太った体重が、なかなか落ちないので、減量も念頭に置いての禁酒でした。
結果は67.5Kgから64.3Kg、BMI21.5のベストな数字に落ち着きました。
ズボンのベルトも、本来の穴を利用できるようになりました。
糖質制限中の私が禁酒すると、必然的にカロリー制限となってしまうようです。

ところで、今回は黒酢のハイボールを導入したことが大正解で、毎晩ストレス無く過ごすことができました。
普通に美味しいカクテルを飲んでいるような満足感があったのです。
おそらくは、体がアセト酢酸を歓迎したものと思われます。
昨年経験した、元気の無さや眠気は発生しませんでした。

それが問題かどうかは微妙ですが、酔わないということを除けば、黒酢ハイには、なんら問題がありませんでした。
まあ、酒に強い体質ですので、一人で家飲みするときは、それほどハイになるわけでもありません。
しかし、さすがに酔った状態での読書は無理でした。
今回は、夜の11時頃からでも読書ができますので、便利であるとともに、懐かしい気持ちになることができました。
そう、昔は、シラフで読書をしながら夜更かしをしていたのです。

とにかく、私が禁酒を実行する際には、黒酢ハイボールが必需品となりました。

さて、昨日は自信をもって血液検査を施行しました。



当然ながら、素晴らしい結果でした。
検査の前の晩にはステーキを食べていたのですが、脂質を摂っても、
炭水化物とセットで無い限りは、中性脂肪を押し上げないということですよね。

昨夜はアルコール解禁ということで、和食の、" まつとも " に繰り出しました。
まずはジョニ黒のハイボールを飲んだのですが、なんだかインパクトに欠けているように感じてしまいました。
黒酢ハイの強烈な酸っぱさに慣れてしまったせいでしょう。

それでも、水割りに切り替えて4杯目を飲む頃には、久し振りに、" 酔ってきたぞ...." という懐かしい感覚をゲットできました。

その後、スナック、"KON'S " でカリラのストレートを飲み、きちんと泥酔して帰宅しました。
それにも関わらず、帰宅後もカリラに手を出したようです。
結局、今朝になっても、少々アルコールが残っており、久し振りのバッドコンディションでした。

早速の反省....

スキッド & スナップ

2016年02月19日 | ボウリング


はせがわクリニックのボウリング大会が来週に迫ってきたので練習を始めました。

ラウンドワン田崎店、11番、12番レーン 使用球 : トラック社の508A 15ポンド

上がり3ゲームはの結果は、219,223,199 TOTAL : 641 AVE : 213.7 ストライク率 : 54.5% でした。

最初はMOTIVE社のJACKALを使用したのですが、レーンコンディションがショートオイルでしたので曲がり過ぎました。
そこで、懐かしい508Aを久し振りに引っ張り出してみました。
一昨年は、かなり活躍したこともあったのですが、ブラックウィドウシリーズをゲットしてからは、お蔵入りになっていたのです。
高性能ボールが曲がり過ぎるようなレンコンでは重宝するということが分かりました。
気持ちよく走って、高性能ボールよりも奥のフッキングポイントで切れ味良くフックします。
2年間近く放置していたにもかかわらず、性能は劣化していません。
あれほど派手な動きを見せていたブラックウィドウ・レジェンドは死んでしまいました。
最近の高性能ボールは、投げなくても、時間が経過するにつれ、劣化が進むという噂は事実のようです。

来週の大会には、この健全な走り系の球で、欲張らずに200AVEをキープしようと思います。

貶める・貶す・貶む

2016年02月18日 | 読書
前々回にアップした内容ですが、確信が持てなかったので、徹底的に検索してみました。

もともとは毀誉褒貶の貶の字から始まったのですが、
結論は、貶める(オトシメル)と貶す(ケナス)は当確です。

ここで、貶すの英語について言及しておきます。
英語ではdisparageと書き、米国式の発音だとディスパラッジとなります。
最近よく耳にする、" ディスる " の語源でしょうか?

次に、貶む(サゲスム)ですが、ぎりぎり当選でしょうか。
変換すると、" 蔑む " が真っ先に出てきます。軽蔑のベツですよね。
しかし、一応セーフです。

最後に、貶る(ソシル)ですが、こいつはさすがに無理なようです。
ソシルという漢字は意外と多いのですが貶るはヒットできませんでした。
謗る、誹る、毀る、讒るなどがありました。
最初の2つは、誹謗中傷の2文字ですよね。
3つ目の毀るで、毀誉褒貶の意味がクリアーにわかりました。
毀ったり、誉めたり、褒めたり、貶したりすることです。
そして、4つ目の讒るですが、難しい字ですよね。
私がこの字にこだわるのには個人的な理由があります。

一時期、諫言(カンゲン)と讒言(ザンゲン)の読みと意味が、曖昧になっていたのです。
諫言の諫は長崎県に諫早市がありますので、いさめるという意味が容易にわかります。
しかし、これを直ぐにカンゲンと読むには、私にとって修行が必要でした。
私の中で、なぜか諫言をザンゲンと読む癖が付いていたからです。
しかし、本物の讒言という単語を習得したことにより解決されました。

念のために二つの単語の意味を分かりやすくアップしておきます。

諫言 : 殿よ、そのようなことは、おやめ下され。

讒言 : 殿よ、あやつは謀反を企てておりまするぞ。


今、" ディスる " を検索したのですが、語源は、はっきりしていません。
HIP-HOP関係から出てきたとも言われており、disrespect がそれだと言う説はポピュラーなようです。
disは否定の接頭辞ですので、なんでもよさそうな気がしますが.....
しかし、ディスるを和訳するとしたならば、" 尊敬しない " よりも " 貶す " のほうが適訳だと、個人的には思います。

芥川賞・死んでいない者、異類婚姻譚

2016年02月17日 | 読書
今月号の文芸春秋に掲載されたので、一気に読んでしまいました。
とは言うものの、本谷有希子氏の、" 異類婚姻譚 " はちゃんと読んだのですが、
滝口悠生氏の、 " 死んでいない者 " については、最初の4、5ページで、その文体に辟易としてしまい、
それ以降は流し読みになりました。
流し読みでも、面白くなく、結局、読んでいないのと同じかもしれません。
冒頭の文章をアップします。

押し寄せては引き、また押し寄せてくるそれぞれの悲しみも、一日繰り返されていくうち、どれも徐々に小さく、静まっていき、斎場で通夜の準備が進む頃には、その人を故人と呼び、また他人からその人が故人と呼ばれることに、誰もかれも慣れていた。

初老で認知症におびえ始めた私にとっては、脳味噌が拒絶反応を起こすような長すぎるセンテンスです。
私のプアな記憶力を考慮すれば、

夜が更ける頃には、その人を故人と呼び、また他人から故人と呼ばれることに、誰もかれも慣れていた。

くらいに、主語にかかる修飾語を短くして欲しいのです。
なかなか主語がでてこない文体はジジイにはつらいものがあります。

まあ、現実的には短く省略するわけにもいかないでしょうから、センテンスを2つに分けてもらえれば助かります。

押し寄せては引き、また押し寄せてくるそれぞれの悲しみも、一日繰り返されていくうち、どれも徐々に小さく、静まっていく。
斎場で通夜の準備が進む頃には、その人を故人と呼び、また他人から故人と呼ばれることに、誰もかれも慣れていた。


これならば抵抗感なく読めるのですが、文学的ではないのでしょうね.....

結論として、私が滝口悠生氏の作品を今後読む可能性はゼロです。

さて本谷有希子氏の作品は、スラスラと読み終えることができました。
これは、ジャンルとしてはファンタジー小説になるのでしょうか?

エンディングは完全にファンタジーです。
そして読み終えたときに、そういえば最初からなんとなくファンタジーぽかったなと思われます。
以前にも書きましたが、B級のホラー映画で常用される、怖いシーンを流しておいて、実は夢だったという手法を思い出してしまいました。

さて、禁酒も順調に12日間を消化して残り9日間となりました。
ストレスは全くありませんし、禁断症状も皆無です。
体重もウェストも減りました。
毎晩、黒酢ハイを美味しくいただいています。
難点は、就寝時に、" さあ、寝るぞ。 " という決意が必要なことです。
以前は酔っぱらってバタンキューでしたので、一瞬たりとも眠る努力をしたことがありませんでした。
ですから、なんだか新鮮な感じです。
新鮮であると同時に、自分が堅気(カタギ)の仲間入りをしたような誇らしげな気持ちにもなります。

内田樹・困難な成熟

2016年02月10日 | 読書


昨年の8月が初版ですので内田樹の最新作でしょう。
前回アップした、" ためらいの倫理学 " では、彼のデビュー作ということもあって、かなり苦労させられましたが、この本はスラスラと読み終えることができました。
しかし、私が内田樹をじわじわと尊敬していくという傾向に変わりはありません。

とにかく語彙が豊富なうえに、私が知っている単語でも、見たこともない使いまわしを、さらっとやってのけるのです。

たとえば、信憑性という単語がありますよね。
私は、この単語は、信憑性がある、とか、信憑性に欠ける、なんていう使い方しか思い浮かびません。
しかし、内田樹の手にかかると、
「善」と「悪」という二つの超越的な力の拮抗のうちに世界は秩序づけられているという信憑抜きには「罪」というものはありえない。
となります。
信憑抜きには....ですか。カッコイイですよね。

また、以前にこのブログで取り上げた、 " 貶 " という字も
物神という言葉を貶下的な意味で使っている.....
となります。
当然、ヘンゲテキでいくら変換キーを叩いても絶対にヒットしません。

(毀誉褒貶の貶を復習しておきます。)
貶める(オトシメル)
貶す(ケナス) は確実です。
他に可能性として、貶む(サゲスム)
貶る(ソシル) があります。


それから、読むのは簡単ですが、自分で使うことが無く、それでも使い慣れると、とても便利そうな漢字2つが目に留まりましたのでアップします。
訊いて回る (きいてまわる) と
赦し (ゆるし) です。

この本のタイトルの一つの落としどころですが
成熟というのは、仲裁する立場に立たされたときに、
それらしく振る舞えることが、一つの目安になるようです。(私の個人的な解釈です。)

とにかく、肩もこらず、ユーモアに富み、なるほどと思うカタルシスも提供してくれるというオイシイ本です。




禁酒

2016年02月09日 | お酒
今年も禁酒にチャレンジしております。

例年この時期は、寒さに負けて、ゴルフの練習もせず、ただただ飲んだくれるということを毎年繰り返していました。
昨年、初めて3週間の禁酒に臨んだのですが、妹の妨害によって15日間で頓挫させられました。
再発を防ぐために、今年は妹が来熊し、帰って行った直後の2月4日に禁酒をスタートさせました。
今月末のボウリング大会まで、イベントは皆無ですので、邪魔されること無く達成できそうです。

今年は、昨年元気が無くなって虚弱になった反省を踏まえ、黒酢を導入しました。



こいつをハイボールにして飲むのです。
まあ、当たり前ですが、目茶苦茶酸っぱいです。
私にとっては、薄めのハイボールをつくるような配合で試したのですが、唇が曲がりそうでした。
そこで、シングルのハイボールに準じた分量まで薄めたところ、なんとか飲めるようになりました。

昨夜で5日間の禁酒を体験したのですが、不思議な現象が進行しつつあります。
初日、二日目は、例によって、早い時間から睡魔に襲われました。
とにかく、メラトニンを内服する11時半までは頑張って起きておく努力をする必要に迫られました。
3日目位から徐々に黒酢ハイに慣れてきました。
少しづつ濃いめをつくるようになって、4日目には、" 美味い! "と感じられ、
昨夜は、十分に満足できる飲み物に変身していたのです。
アルコールと違って、胃壁から吸収されませんので、一晩に4杯が限度ですが不満はありません。
禁酒が明けたなら、この黒酢ハイにジョニ黒を入れてみようかと思っています。
眠気も改善されて、1時過ぎまで普通に夜更かしできます。
当初あった、睡眠の中途覚醒も消えてしまいました。
睡眠の質も向上したようで、朝はぐっすりと眠ったようなリセット感と共に目覚めます。

さて、1月の末に3泊4日というあわただしい日程で帰ってきた妹でしたが、
寒さにしり込みする私を強引に説得してゴルフへと引っ張り出しました。
しかし、実際には暖かいゴルフ日和で、気持ちよくプレーをすることができました。
結果は私もT君もズタボロで、妹の独り勝ちでした。
高遊原GCの白ティーから99で回ったのですから、褒めたたえるしかありません。
とにかく、40ヤード前後からの寄せが絶妙です。
軽くターフを取る美しいショットで、尊敬せざるを得ませんでした。

3泊4日のすべての夜に飲みに出たのですが、
ある夜、女子プロゴルファーはルックスが重要であるという話題になりました。
私も不動裕理の例を持ち出して( 不動さんゴメンナサイ ) 年間に10勝もするような彼女は、
スーパースターとして、もっと尊敬されてしかるべきだと述べたのです。
すると妹は、 " 女性の場合はどうしても ビスイ で評価が変わる。 " と発言したのです。
一瞬意味を理解できなかった私でしたが、そこは長年の付き合いですので、すぐにピンときて言いました。
" 裕子よ、あれはビスイではなくて、美醜と読むのだよ。 "

図星でした。