はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

被害はエビカツだけでした。

2015年10月30日 | 日記
昨日は木曜午後休診を利用して銀行業務を2か所こなし、マンションの共益費積立金の引き落とし口座を変更しました。
その足で、鶴屋デパートに行き、地下1階でエビカツを買い、他店でハンバーグとシーザーサラダを購入しました。
さらに地下2階で鯛の刺身を買ったのですが買い物袋が3つになったし、刺身の袋が大きかったので、一つにまとめたいと考えました。
そこで次の人の邪魔にならないように、レジの背中側のテーブルスペースに移動して実行しました。

で、家に帰ったのですが、エビカツが見当たらないのです。
車に戻って探したのですが、見当たりませんでした。
おかしな話です。

そこで、懸命に記憶の糸をたどったのですが、恐ろしいことに気づいたのです。

なんと私のビジネスバッグも消えていたのです。

真っ青になりました。

バッグの中には、6つの預金通帳と銀行印、実印、印鑑証明の請求カードが入れてあったのです。
ビジネスマンとして、これ以上は想像できないほどの、やってはならないミスでした。

あわてて鶴屋に引き返し、問い合わせたところ、保安係に届けられていました。
その瞬間の安堵感はハンパ無かったですね。
置き忘れた場所は件のレジでした。

ところで、不思議なことにエビカツは出てきませんでした。
今、考察すれば、エビカツも届けられていたのかもしれませんが、バッグを回収できてホッとしており
それを尋ねることなど、思い浮かびもしませんでした。

なにはともあれ、被害がエビカツだけですんだので大満足です。

これに懲りて、今後は必要な通帳と印鑑だけを持ち出すこととしました。
そして、銀行業務と買い物や食事を同時に遂行しないというルールを作りました。

加齢により、ドンクサくなっているので、また、しでかすかも知れません。
被害を最小限にするしかないのです。

乗らなくても手前?

2015年10月26日 | ゴルフ
昨日も阿蘇グランヴィリオ西コースをラウンドしました。

結果は、93打の41パットでした。

内訳は、パーが5回、ボギーが7回、ダボが5回、ロングでの9打が1回でした。
ドライバーでの池ポチャが2回ありましたが、いずれもダボにおさえました。

とにかくファーストパットが寄りません。
そして、入れごろ外しごろのセカンドパットを、ことごとく外しまくって、3パットが7回でした。
ワンパットは2回しか無かったのですが、ワンピンぐらいを、やっとかっと沈めたものでした。
この2つが入っていなかったら43パットになるところでした。

ロングでの9打は3番で、20ヤードの寄せをオーバーして、返しの寄せを、チョロし、さらにザックリさせたものです。
最近は、ドライバーとアイアンショットが安定してきました。
140ヤード以内なら、なんとなく乗せられそうな予感がしますし、データ的にもかなり乗っています。
ただし、乗せるのがやっとで、ピンの手前に乗せるような余裕はありませんので、
ピンの上や横のラインが多く、ファーストパットが寄らないのです。
7つの3パットの打ち4つが、パーオンからのものでした。
そろそろ、" 乗らなくても手前 " という、上級者の作戦を採用するべきかも知れません。

裸眼でのプレーにも慣れてきて、明らかにスキルはアップしつつあります。
この歳で、自分のアチーブメントを自覚できるのは幸せそのもので、練習にも熱が入ります。

ブログで見つけて

2015年10月23日 | 糖質制限食
月曜日に50代の男性Mさんが、はせがわクリニックを初めて受診されました。
福岡県の大牟田市から、はるばる来られたのです。

きっかけは、やはりブログでした。
お話をお伺いすると、糖質制限歴7年になられるベテランの方でした。
江部先生や、たがしゅう先生のサイトから、私のブログにたどり着かれたそうなのです。
私のブログを熟読されているようでした。

相談内容ですが、最近、朝食前の血糖値がジワリと上昇してきて140になったとのことでした。
糖質制限については変わらずに続けているのだそうです。

そこで血液検査を施行しました、結果は





というものでした。

悪くはないが、イマイチ糖質制限が徹底されていないような印象です。
特にケトンがそれほど上昇していない点が不満です。
少なくとも500、できれば800越えを目指してほしいのです。

私の経験的なイメージですが、ケトンは日々育てていく数値のような気がします。
そして、努力を続けて育てても、たったの一食で、風船がしぼむように、半減してしまうのです。

毎日の食事日記を2週間記録して来るように、電話で指示しました。

さて、話は変わりますが朗報?です。
一昨日に飲み始めたジョニ黒の1000mlボトルが、2日間でこれだけしか消費されませんでした。



実は、ある作戦を遂行したのです。
それは、水割りをやめて、すべてストレートで飲むというものです。
明らかにピッチが上がりません。
しかし、ちゃんと気分良く酔えるのです。

この歳になると、このような些細な成功でも、自分を誉めてやりたくなります。

無銭飲食か?

2015年10月20日 | 日記
やらかしてしまいました。

今日の昼休みは時々利用するレストラン、" ハングリータイガー " に行きました。
ちょっぴり多めのハンバーグセットを、パン、ライス抜きで注文しました。
一人で文芸春秋を読みながらのランチですが、As is often the cace with me. です。
さて、食べ終わって、レジに行ったのですが、なんと財布がありません。
そのことをウェイトレスに告げて、即、クリニックのスタッフに電話して院長室を確認させました。
すると、私が財布を院長室に置き忘れたことが判明したのです。

スタッフに頭を下げて、財布を届けてもらったのですが、精神的に凹みました。
煙草を吸わない私は、外出するときに、財布、携帯、鍵の3点セットしか持ちません。
たかだか3点しかないアイテムの一つを置き忘れたのです。

耄碌したせいでしょうか?
今後、どのようにして再発を防げばよいのでしょうか?
There is no idea. です......

プレショットルーティン

2015年10月19日 | ゴルフ
昨日はテレビでゆっくりと日本オープンを観戦しました。
面白かったですよね。

13番での池田勇太のバーディーで追いつかれた小平でしたが、続く14番ロングでドライバーからスプーンとつないで、グリーン奥に2オンします。
スプーンで2オンですからまさに快心の一打ですよね。
一方、池田は3打目でもグリーンを捉えることができずに、ガードバンカーに捕まってしまいました。
バンカーショットも寄り切れずにワンピン以上を残してしまいました。
しかし、そこからのパーパットをねじこんだのです。
池田勇太の強さを感じました。
小平はファーストパットを3m近くもオーバーさせ、返しも入らずパーに終わりました。
いわゆる2年3組と4年1組で引き分けというやつです。
私はこれで池田に流れが行ったと思いました。

ところが15番で小平のロングパットが奇跡的に入ります。
ナイスバーディでしたが、入らなければ2m以上はオーバーしたでしょうか。
16番を互いにパーとして迎えた17番のショートでゲームが動きます。
二人ともワンピンチョイのバーディーパットだったのですが、先に打った池田がみごとに入れて小平に追いつきました。
またまた池田が、その勝負強さを発揮しました。
そして小平は入れ返すことができませんでした。

同点ではありますが、流れ的には池田優位で18番を迎えました。
そのティーグラウンドでハプニングが起きます。
池田がアドレスに入ろうとした瞬間に競技員が割って入り、撮影しようとしたギャラリーに中止を求めたのです。
池田はにこやかに笑いながら2、3度素振りをしたのですが、私はヤバイなと思いました。
池田のプレショットルーティンが崩されてしまったからです。
私ならば、ティーを抜いて、打っていく方向を確認してティーを刺し直すところからプレーを再開したと思います。
案の定、池田のドライバーはフェアウェーバンカーに捕まり、ゲームセットとなってしまいました。

勝負の女神が両者に思わせぶりな幸運を振りかける展開だったのですが、
最後の最後で女神は意地悪な本性をむき出しにして、池田勇太のルーティンを狂わせたのです。

さて、プレショットルーティンですが、私はボウリングでそれを学びました。
まず、Thinking Zone と Playing Zone を区別します。

ボールラックから自分の球を拾い上げて、それを拭きながら、アプローチに上がらずに、下で考えます。
ここが Thinking Zone です。
ここで何枚目の板に立って、球を何枚目のスパットにどのように通すかを決定します。
決定したならば、アプローチに立って、そのまま速やかに投球します。
ここは Playing Zone ですから、計画通りに投げるだけです。
このルーティンが、どこかで中断された場合は、球をラックに戻します。
そして球を拾って拭き直すことからルーティンを再開するのです。

この習慣の影響で、私はゴルフでも構えたらすぐに打ちます。
構えるまでに Thinking を終了しているので、あとは打つだけなのです。

ほとんどビョーキかも

2015年10月17日 | 日記


派手なソックスを衝動買いしてしまいました。

ゴルフは5本指で滑り止めのついたこいつ



を使いますので、普段に使用するソックスです。

仕事ではサンダル履きですので、ソックスが目立ちます。
患者さんたちに冷やかされるかも知れませんが覚悟の上です。
" 単なるオトナシモンのジジイじゃないんだぞ! " ということをチョットだけアピールしたいのです。
とは言え、こういう幼稚なアイテムに飛びつく習慣が、ジジイになっても改善されません。
それどころか、やけくそで開き直ってくる傾向さえ認められるようになってきました。

スタッフからはブーイングが噴出するでしょうが、いつものごとく聞き流します。
まあ、" 歳を取れば取るほど派手になるべきだ。 " という一般論?くらいは主張するかも知れませんが......

東山彰良・ミスター・グッドドクターをさがして

2015年10月14日 | 読書


まあ、面白かったのですが、直木賞を取った、" 流 " と同じ作者が書いたとは思えません。
文章の厚みが全然違うので、読みやすくはあるのですが、比較すれば物足りなさを感じてしまいます。
それでも現代的というのでしょうか、矢継ぎ早のスリリングな展開が加速していきます。
そして残りのページ数が少なくなってきても、ストーリーの落としどころが見えてきません。
オイオイ大丈夫か?と心配したのですが......
大丈夫でした。
一気に、胸のすくようなエンディングが用意されていたのです。

疑ってご免なさいと作者に謝りたくなりました。

さて、タイトルですが、1977年にダイアン・キートン主演で作られた、" ミスターグッドバーを探して " に由来すると思います。
私も若いころ貸出ビデオで鑑賞した記憶があり、ダイアンキートンのファンになりました。
ダイアンキートンですが、ゴッドファザーでのマイケル(アル・パチーノ)の妻を演じた女優で、
同じ年に制作された、" アニー・ホール " でアカデミー主演女優賞を獲得しています。

ところで、検索して驚いたことには、" ミスターグッドバーを探して " には若かりし頃のリチャード・ギアが出演していたのですね。
計算すれば私の2歳年上ですので28歳だったことになります。
この映画では全く記憶に残らないほど、パッとしない俳優でした。
私は昔からリチャードギアの大ファンだったのですが、28歳の彼からは全くオーラを嗅ぎ取れなかったのです。
恰好良くなっていくのは33歳で主演した、" 愛と青春の旅立ち " くらいからでしょうか。
35歳で、" コットンクラブ " 、37歳で、" ノーマーシー "、そして41歳の時に、あの、" プリティーウーマン "でピーク?を迎えるのです。

最近ではフーテンの寅さんに扮して子役とからむという日本のCMに登場しています。
まだまだフェロモンを残す魅力的なジジイですよね。




パターで空振り?

2015年10月13日 | ゴルフ
10月11日も阿蘇グランヴィリオ西コースをラウンドしました。
結果は90打の36パットでした。

この日は一度もトリプルを打つことはありませんでした。
パーが4回とダボが4回で残りはすべてボギーでした。

ハイライトは7番のショートでしょうか。
右上から左下へと傾斜がある2段グリーンです。
ピンが真ん中か手前ですと、PWで120ヤード打っておけばOKのたやすいホールなのですが、
この日は右奥の狭い上の段に切ってありました。
130ヤードが必要なのですが、チョットでも引っかけると左奥のバンカーが待ち受けています。
私の9番アイアンでのショットは芯を喰ってハイドローとなりワンピン左に突き刺さりました。
狭い上の段をこれほど見事に捉えたのは初めてで大満足です。
しかし左に外れたバーディーパットは止まることなくスルスルと1m半もオーバーしてしまいました。
カップの先の下り傾斜が読めていなかったのです。
結局は3パットのボギーとなってしまいました。

悔しかったのは12番のショートです。
ピンまで150ヤードだったのですが、ピンの先は2段グリーンで急激に下っていくので、遠慮して8番アイアンで打ちました。
ピンの手前にワンオンしたのですが距離は10m近くも残りました。
最近の私は眼鏡なしでプレーするのですが、グリーン上だけは、眼鏡をかけます。
グリーンの傾斜やホールの位置がよく見えるからです。
問題はプリズム効果です。
実際よりも球が遠くにあるように見えますので、ダフり易いのです。
ショートパットですと、少しパターを浮かせるような打ち方で対応できるのですが、ロングパットでは無理なようです。
ファーストパットはひどいダフりで2mしか進みませんでした。
そこでセカンドパットは裸眼で打ったのですが、パターを浮かせて打つ癖がついているせいか、今度はボールの頭を叩いてしまってチョロがでました。
あやうく空振りするところでした。
パターでの空振りなんて見たことも聞いたこともありません。
チョロで済んだのはラッキーでした。
それでも、10mから2回パットして4mも進んでいないという有様でした。
そして結局は4パットのダボに終わりました。
しかし、この経験は貴重なもので、それ以後は、セットアップするまでは眼鏡をかけるが、打つ時には裸眼で普通に打つというルーティンを確立することができました。

大酒呑みは酢を好む

2015年10月09日 | お酒
今日の夏井先生のサイトで、ヘビードリンカーの脳はアセト酢酸を取り込んでどんどん利用しているということが取り上げられていました。
ブドウ糖よりもアセト酢酸を優先的に利用しているのだそうです。

まあ、ケトンが産生される時にはアセト酢酸も同時に産生されますので、糖質セイゲニストは酒に強くなるように思われます。
写真は最近の私のケトン分画です。



アルコールは CH3CH2OH ➡ CH3CHO ➡ CH3COOH でアセト酢酸になり加水分解されていきます。

大酒のみで糖質セイゲニストであるわたしは、毎日アセト酢酸で脳を働かせているわけです。

今年の2月に15日間禁酒を実行したことを以前にアップしましたが、眠いし、元気が出ないしで、QOLが低下しました。
考察すれば、毎日の総接種カロリーの40%近くをアルコールに依存している私にとっては、禁酒は深刻なアセト酢酸不足を招くことになります。
このことがQOL低下の原因であったように思われます。
次回禁酒にチャレンジする時は、酢を大量に摂取してみようと思います。

10年以上も前の話ですが、減量目的で1年間黒酢を飲み続けたことがありました。
減量は叶わなかったのですが、酒が強くなりました。
その時からジョニ黒を半分以上も飲むようになってしまったのです。
それまでは半分弱がやっとでした。
翌朝、そのことを確認するたびに、ダジャレで、范文雀という女優を思い出していました。
彼女は昭和45年にテレビドラマ、" サインはV " に、ジュン・サンダース役で出演しブレイクしました。
ウィキペディアで調べると、年齢は私の3つ上のようです。
24歳で寺尾聡と結婚しますが、翌年離婚しています。
平成10年にマリグナントリンフォーマの治療を開始し、平成14年に心不全で亡くなっています。
享年54歳でした。

さて、私が酒に強くなったメカニズムが、やっと分かりました。
アセト酢酸の摂取が原因だったのです。

逆に考えれば、酒に強くなりたいなら、毎日黒酢を飲んで、調味料にポン酢をジャバジャバ使えばいいわけですよね。

東山彰良の直木賞 ・ 流

2015年10月08日 | 読書


満足しました。
青春小説、ハードボイルド、恋愛小説、ミステリー小説など、様々なエレメントが混ざり合った長編小説です。

作者は1968年に中国出身の両親の長男として台湾で生まれました。
修猷館のすぐ隣にある西南学院中学、高校、大学を卒業していますが、現在も国籍は台湾です。

主人公は、東山彰良の父親がモデルなのだそうですが、年齢は作者の10歳上くらいに設定されています。
父親から聞いた大陸での共産党と国民軍との戦いや、台湾での軍隊体験などがベースになっているのですが、
半分くらいは自叙伝的な要素があるのではないかと思われます。

とにかく、読みだしたら止まらないという面白さでした。

この作家は2003年のデビューで、いくつかのヒット作もあるようですが、本来はミステリー作家だとか。
この秋は東山彰良で楽しめそうです。

右手のゴルフ・片山晃

2015年10月07日 | ゴルフ


最近読んだゴルフの指南書です。
左手リードではなく、右手で打ったほうが簡単だというのを持論としているプロです。
それに加えて、最近流行のツイストという技を取り入れています。
ツイストとは腰を左に回すのではなく、右に回しながらスイングする技です。
もちろん実際には、腰は右に回るわけではありませんが、右に回ろうとした瞬間にスイングにブレーキがかかり
クラブヘッドが走るのです。
体が開かずに強いインパクトになります。
さらにトップからいきなり右ひじを伸ばして右後方にある杭をトンカチで打ち込むようなキャスティングを推奨しています。
これまでのトップでの形を崩さずにシャフトを立てたまま右ひじを絞ってタメをつくる打ち方とは真逆です。
しかし、やってみると楽に打てるのです。
これまでに経験したことのない球筋です。

個人的には、" twist & cast ! " と唱えながら練習しています。

村上春樹・職業としての小説家・2

2015年10月06日 | 読書
村上は春樹は長編小説ならば毎日原稿用紙10枚を書くと決めているそうです。
調子が悪くても10枚は書くし、調子が良くても10枚以上は書かないのだそうです。
朝、コーヒーを淹れて4時間か5時間は机に向かい、キッチリ10枚書くことをノルマにしているのです。
このことが長丁場で挫折することなく仕事を成し遂げる秘訣とみなしています。
そして、アイザック・ディーネセンの " 私は希望もなく、絶望もなく、毎日ちょっとずつ書きます。" という言葉を紹介しています。
私もブログを希望もなく、絶望もなく、毎日書くように心がけます。

さて、先週は飲み方が続きました。
水曜日は木曜会、木曜日は勉強会、金曜日は突然来熊した妹の旦那との飲み会、
そして土曜日は当院のSの全快祝いの飲み方を蔵で開きました。

それでも日曜日にはめげずにゴルフに出かけました。
阿蘇グランヴィリオの西コースです。
結果は96打の35パットでした。
頓悟を目指して、ひたすら練習を続けます。