はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

院長兼受付事務

2015年04月21日 | 仕事
先月からクリニックの従業員構成は、看護婦が3名、受付事務が1名と患者さん送迎の男性が1名となりました。
看護婦のSは受付事務あがりですので兼業が可能です。
そのSが入院でリタイアしたので人手不足が顕著です。
あわてて受付事務を募集したのですが、" オルカ経験者に限る。 " としたのが災いしたのか応募者は皆無でした。
オルカというのは最新のレセコンソフトです。
さらに今日、唯一レセコンを打てるU子が休むことが数週間前に決定していました。
レセコンを打てるスタッフが一人もいない状態が確定してしまったのです。
で、私の出番となってしまいました。
1週間前からU子にオルカのノウハウを講義してもらいました。

私はオルカこそ初めてではありますが、以前のレセコンソフトは使いこなしていたので、意外と簡単に対応できました。
おそらくは、" 区切る " というコンセプトを理解していたことが役に立ったようです。

ただ、患者さんの渋滞は避けられませんでした。
一人を診察し終えると、カルテをもってレセコンの前に移動し、診察内容を入力して、処方箋をプリントアウトし、
点数と料金をカルテに記入して、診察に戻るというスタイルの繰り返しだからです。
事情を説明して、患者さんたちに謝り続けましたが、結構理解していただけました。

まあ、パニクルことも無く1日を終えることができました。

この歳で新しいスキルをゲットできたわけです。
私には、今夜、街に飲みに出る権利が発生したと思われるのですが、いかがでしょう?

日曜当番医

2013年06月23日 | 仕事
今日は8ヶ月から10ヶ月に一度回って来る日曜当番医です。
朝9時から午後の5時までですが、とにかく暇です。
今午後の3時過ぎですが、まだ12人しか診察していません。
インフルエンザと感染性胃腸炎が5人ずつくらいでしょうか。
暇を利用して、アマゾンのmp3ショップに”softly as in a morning sunrise"で検索をかけて、1000曲以上をざっと試聴して
9曲をダウンロードしました。
これで、私は49人が演奏する同曲をストックしたことになりました。
最近はi-Tuneから曲目別の詳細検索ができないので(スキルが無いだけかも知れませんが)、アマゾンに鞍替えしました。

お昼前から小雨が降り始めて、2時頃にはシトシトとした降り方に変わりました。
朝は降っていませんでしたので、ゴルファーは皆スタートしたはずです。
途中でレインウェアを着ることを余儀なくされたでしょう。
内心、今日が当番日で良かったと思っています。

今、4時で、16人目の診察を終えました。
実は、朝から、スタッフと、患者さんが何人来られるのかの賭をしています。
13,14,15,16,18人に、それぞれが掛けました。
私は16人に掛けましたが、もう無理かも知れません。

スタッフ増員

2013年04月26日 | 仕事


4月から受け付けのR子が、みごと、看護学校に入学することができました。
二人の子供を育てながらの、30歳からのチャレンジです。
しかし今後は授業の影響でハーフタイムの勤務でさえ不可能ですので、正職員から時給のパートへとシフトさせざるを得ませんでした。
そして、もう一人の受付であるパートのU子も体調的にフルタイムの勤務は無理なので、新たな受け付けとしてN子が加わりました。
N子はかつて、中学校で英語を教えていたそうです。
一応はA大学の英文科卒業である妹が来院した際には、英語で話しかけるようにと命ずるつもりです。

また以前より募集していた看護婦も、やっとM子をゲットすることができました。
熊本市の看護婦不足は深刻で、私のクリニックだけでは無く、近所の医療機関は、どこも常に看護婦を募集し続けている状態です。
M子は市内のKクリニックに10年間勤務し続けていましたが、忙しすぎて体力的に持たないとの理由で当院に応募して来ました。
どこかで、当院が暇だという正確な情報?を耳にしたのかも知れません。

一年半以上もの間、婦長とK子だけという看護婦二人体制で切り盛りしてきましたが、無理は明らかでした。
特に職場検診が入ったときにはドタバタするのが常でした。
これで、少しは二人の負担が減るならば、私も、さらに余裕をかますことができるかも知れません。

集合写真をアップしたのはU子のリクエストによるものです。
彼女も昨年糖質制限を実行して10Kgの減量に成功したのです。
U子からは、過去の忌まわしい?写真の削除も求められましたが、却下しました。
興味がある方は一昨年10月21日の第一回目のブログである、”初めてのブログ”の写真を参照して下さい。

診断書

2013年04月02日 | 仕事


受験、入学、就職の季節は様々な診断書の依頼が増えます。

写真は一例ですが、私の診断は、ただ単に、”あなたは、以下の事柄のうちで、何か当てはまるものがありますか?”と述べて、
診断書を読み上げるだけです。
統合失調症と認知症くらいは見抜けるかもしれませんが、それ以外は無理でしょう。
たとえ、それらに該当していたとしても、”有りません。”とシラをきられるに決まっているからです。
診断書の提出を求める側は、ただ単に診断書という体裁をととのえて、後で事件が起きたときに使うつもりでしょう。
診断書を発行する病院側も、”ちゃんと質問したが、本人が否定した。”と言うしか無いでしょう。

それにしても、とても日本語とは思えないような”お役所言葉”ですね。
改行も目茶苦茶ですし、たったの6行に、”若しくは”が3回ですか。
”その他の自己の行為の是非を判別し、若しくはその判別に従って行動する能力を失わせ、若しくは著しく低下させる症状を呈する病気”というのは、
一言で言うならば、”知的障害者”ということでしょう。
”知的障害者”を、昔は”精神薄弱者”と呼んでいました。
そういう遠慮から、このような遠回しな表現になったのでしょうが、結果としては、一回聞いただけで理解するには、
かなり高度な国語力を必要とする文章になってしまっています。

オカミが最近、障害者を、”障がい者”と表記し始めましたが、これには訳があります。
もともとの漢字は、”障碍者”でガイは電柱などに見られる瀬戸物のような材質でできた白くて丸い碍子(ガイシ)の碍なのです。
碍が難しい漢字ですので、”障害物競走”などからの軽いノリで障害者と表記したのでしょう。
しかし、当然ながら、障碍者の方々から、”俺たちは障害物か?害虫か?”という声が上がってきたのです。


休日当番医

2012年03月18日 | 仕事
今日は、8か月から10カ月のスパンで回ってくる休日当番医です。
インフルエンザの流行は未だ終わっておらず、感染性胃腸炎が猛威を振るっていますので、11時くらいまではバタバタでした。
ほとんどが新患さんなので、問診を取ったり、カルテを作成したりなど、色々と手間がかかるからです。
その後は客足もポツポツです。
そういえば朝からポツポツと雨が降っていました。
この程度の雨ならばゴルフに出かけた連中はプレーをあきらめるはずも有りません。
濡れながらホールアウトすることでしょう。
しかし空は暗く、気温も上がりません。
快適なゴルフなど望むべくも無く、じっと修行に耐えるような精神力が要求されるでしょう。
可哀想にと思う?一方で”休日当番医で良かった”と考える私の性格は予後不良ですね。
しかしゴルファーの大半は、自分がゴルフをしていない休日が、晴れると悔しがり、雨だとほっとするのではないでしょうか?
明後日は久し振りに阿蘇グランヴィリオ(昔の阿蘇プリンス)でラウンドする予定です。
天気予報は曇りですが神罰が当たらないことを祈ります。