はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

ケトン体

2011年10月29日 | 糖質制限食


先日の十徳やの弁当のケトンに対する影響結果が出ました。1720あったケトンが674に激減していました。
3-ヒロドキシ酪酸ベースでは、1340が521と半分以下になっていました。
たった一食でもインスリンを分泌させてはならないことが良くわかりました。
今、この糖質抜きダイエットを推奨する第一人者は江部康二先生で著書、レシピ本など多数あります。
ホームページも充実しています。 ”ドクター江部の糖尿病徒然日記 ”で検索して下さい。
しかし江部先生の指導はゆるすぎます。
レシピ本をみると一食で簡単に15g程度の炭水化物を摂ることになります。
ただ、このゆるさがブレイクしているコツかもしれません。
一方で、わたしが推奨する釜池豊秋先生は厳しすぎるのが災いしたのか、ホムページは閉鎖されています。

たば鳥

2011年10月28日 | 飲み屋


最近足繁く通っている、ちょっとだけ高級な焼き鳥屋さんです。
すべて自家製の手作りです。
お勧めはタレ焼きメニューのちぎも(鳥レバー)とねぎまです。
自家製タレの美味さは絶品です。
飲み物はビールと焼酎がメインですが、日本酒、ワインも有ります。
ウィスキーは無いのですが、特別に持ち込みでジョニ黒をキープさせていただいています。
マスターは40がらみの気さくな方で、客層もグッドです。
場所は新町の中央郵便局の前にある、せんば狸の置物で有名な文林堂という老舗の画材店の3軒先隣です。
向かい側にはボシタの店があります。(水曜定休)

インスリン=肥満ホルモン

2011年10月28日 | 糖質制限食
何故インスリンの分泌を嫌うのかというと、インスリンがリポプロテインリパーゼ(LPL)の働きを抑制するからです。
LPLは中性脂肪(トリグリ)を脂肪酸とグリセロールに分解する酵素です。
トリグリの状態ではエネルギー源として利用できません。
したがって、LPLが抑制されると
①内臓脂肪が分解されない。
②血中のトリグリが分解されない。
③脂肪酸が枯渇するので、肉体は仕方なく糖をエネルギー源として使い、血糖値が下がる。
もともと、人間は糖よりも脂肪酸をエネルギー源としたほうが効率が良く、活性酸素の発生も少なくて済むそうです。
今まで言われてきた、脳のエネルギー源は糖だけだから、朝食をちゃんと摂らないと頭が働かないというのは嘘です。
脳も脂肪酸を使う方が効率が良いのです。
赤血球など、まれに糖しか利用できない臓器もありますが、糖新生で十分カバーできます。
基本的に人間は炭水化物、糖質ゼロでも生きていけるように創られているのです。

肝臓にグリコーゲンとして蓄えられているエネルギーは1000カロリー位だそうです。
体脂肪は肥満度によっても違いますが数万カロリーだそうです。
人間が水だけで一カ月ほど生きられるのは、体脂肪を分解することによるのです。
肝臓のグリコーゲンなど半日で消費されてしまいます。
脳が糖しか利用できないのならばこの生存の説明がつきません。
脳が消費するエネルギーは膨大で、糖新生くらいでは追いつかないはずです。

無理目な弁当

2011年10月26日 | 糖質制限食
昨日は薬品会社(ツムラ)の勉強会でしたので、昼食は隣の十徳やに特注した弁当でした。
私の分はさらに特別に、ご飯の代わりにサラダを入れてもらいました。
基本的に単価が低い十徳やに、2000円の弁当を発注したので、その内容はテンコ盛の無理目なものとなってしまいました。
てんぷらにフライに肉に中華に焼き魚...etc。スウィーツとフルーツを除いて、ほとんど完食してみたのですが、1時間後に、あの懐かしい食後の倦怠感に襲われました。
試しに採血してみると、血糖値こそ135ですが、インスリンは41.2と上昇していました。
反動で夕方にはこれまた懐かしい飢餓感に襲われました。
残ったインスリンによる低血糖発作が原因です。
15分ほど我慢してやり過ごしましたが、かなりのストレスでした。
まだデータは出ていませんが、1700以上まで増加させていたケトン(正常値は26-122)も一気に崩壊させたかもしれません。
案の定、今日の体重は1Kg増えていました。
私の減量法はひたすらインスリンの分泌を抑えることにあります。
血糖値が上がらないかぎりはインスリンは出ません。
タンパク質や脂肪を食べても血糖値は上がりません。
炭水化物と糖質のみが血糖値を上げます。
現実的には野菜にも炭水化物が含まれますので、ゼロというわけにはいきませんが、1回の食事での炭水化物を5g以下にすると、ほとんどインスリンは出ません。
ご飯は15gでアウト、食パンは1/5切れで、うどんもソバも20gでアウトです。
ところがステーキなら200gを食べても血糖値はほとんど上がらずインスリンは出ません。
ウィスキーをいくら飲んでもインスリンは出ません。
ここに、酒飲みの私の贅沢な減量法が成立するカギがあるのです。
私の血糖値は一日中100チョットで安定しており、低血糖のひもじさも、高血糖の眠さ、けだるさもありません。
人間の体は糖か脂肪酸のどちらかをエネルギー源として利用します。
高血糖にならずインスリンが出ない私の体では体脂肪を分解して脂肪酸をつくり、それをエネルギー源とする代謝が繰り返されています。
この分解される脂肪酸が多いせいでケトーシスが出現するのですが、腎機能が正常ですので、ケトアチドーシスにはなりません。
むしろ、血中のケトン(3ヒロドキシ酪酸)の数値が高いことが、私の減量法がうまくいっていることの目安となるのです。

半年ぶりのボウリング

2011年10月24日 | ボウリング

左背筋痛のためにゴルフの練習ができないので、久々にラウンドワン田崎店でボーリングにチャレンジしてみました。
第一投目は、お約束のガターでスタートしたのですが、とにかく指穴がブカブカで、どうにもなりません。
一ゲーム目は指穴のテーピング調整の繰り返しで終わってしまいました。
4ゲーム目でやっと指にボールがかかりだしたのですが、5ゲーム目で足腰が悲鳴を上げ始めました。
それでも意地で6ゲームを投げ抜きました。

第3、第4レーン
使用ボール:ギガベドラム15P
スコア:160,204,172,233,225,193 トータル:1187 アベ:197.8 ストライク率:52%

ボウリングで使う様々な筋力の低下を痛感しました。週に一度はボウリングをする曜日を決めようと思います。

筋断裂

2011年10月22日 | ゴルフ
背筋痛のために、しばらく休んでいたゴルフの練習に行ったのですが、グキッとやってしまいました。
自己診断は左大円筋の断裂です。
圧痛が消えるまでクラブには触れません。
3週間は駄目でしょう。飲みに出る回数が増えそうな気がします。

ダイエット

2011年10月21日 | 糖質制限食
平成23年の6月25日から、炭水化物、糖質抜きのダイエットをスタート。78Kgから68Kgへの減量に成功しました。
現在は朝食はブラックコーヒーのみ。
昼食はキャベツとレタスのサラダに糖質ゼロのハムと半熟玉子とマヨネーズをかけて食べています。
夜は基本的にジョニ黒を半分は空けます。焼き鳥屋、居酒屋、焼き肉屋に週に2,3回通います。
ダイエット前とダイエット後で血液データは以下のように、すべて改善されました。
  GOT 42が24に 
  GPT 54が25に
  ガンマGTP 160が37に
  総コレステロール 250が200に
  中性脂肪 900が60に
  HbA1C 5.4が5.0に
結局、酒の飲み過ぎや脂肪分の摂り過ぎでは無く、糖質、炭水化物による脂肪肝だったのです。
脂肪肝が改善された結果、酒が強くなり、二日酔いも全くありません。
以前は入らなかった霜降りステーキもペロリとたいらげます。
睡眠の質も向上して、毎朝リセットされたような感覚で目覚めます。

このダイエット方に興味のある方は、釜池豊秋で検索して下さい。数冊の著書がヒットするはずです。