修猷館同窓会総会が5月28日に博多のホテル日航で開催されました。
博多一のキャパを誇るホテル日航ですが、例年の如く混雑してしまいました。
さて、この総会を取り仕切るのは、卒業後30年を迎える幹事学年の後輩たちです。
今年の幹事長はこの後輩です。
この日は彼の父君も出席されていました。
奥田という名札をつけておられます。
そう、あの柔道の奥田先生なのです。
お年は召されましたが堂々とした体格は昔のままです。
さて冒頭の館歌斉唱の前には、昭和17年卒業の名物大先輩が巻頭言を切るのが恒例です。
ところが、今年は、その名物先輩が、ほんのちょっぴり後輩らしき90代の先輩に、自分に先駆けて巻頭言を切るように命じました。
指名された先輩は壇上に登ろうとしたのですが、足がふらついてかないませんでした。
彼は自分の指定席まで引き返しました。
誰もが、だめだったかと不憫に思いました。
ところが彼が引き返したのは杖を持ってくるためだったのです。
杖を手にした先輩はみごと壇上に立つことができました。
そこで名物先輩が歩み寄り、マイクを渡そうとしたのですが、彼は大きく手を振って拒否しました。
みんなは、せっかく登ったのにどうしたのだろうとがっかりしました。
しかし直後に予想外の展開が待っていました。
なんと、彼はマイク無しで朗々と巻頭言を切り始めたのです。
広い会場の隅々まで届く素晴らしい声量の持ち主だったのです。
これぞ大先輩の修猷魂です。
全員が感動して盛り上がり、直後の館歌斉唱は例年よりも熱がこもったものとなりました。
博多一のキャパを誇るホテル日航ですが、例年の如く混雑してしまいました。
さて、この総会を取り仕切るのは、卒業後30年を迎える幹事学年の後輩たちです。
今年の幹事長はこの後輩です。
この日は彼の父君も出席されていました。
奥田という名札をつけておられます。
そう、あの柔道の奥田先生なのです。
お年は召されましたが堂々とした体格は昔のままです。
さて冒頭の館歌斉唱の前には、昭和17年卒業の名物大先輩が巻頭言を切るのが恒例です。
ところが、今年は、その名物先輩が、ほんのちょっぴり後輩らしき90代の先輩に、自分に先駆けて巻頭言を切るように命じました。
指名された先輩は壇上に登ろうとしたのですが、足がふらついてかないませんでした。
彼は自分の指定席まで引き返しました。
誰もが、だめだったかと不憫に思いました。
ところが彼が引き返したのは杖を持ってくるためだったのです。
杖を手にした先輩はみごと壇上に立つことができました。
そこで名物先輩が歩み寄り、マイクを渡そうとしたのですが、彼は大きく手を振って拒否しました。
みんなは、せっかく登ったのにどうしたのだろうとがっかりしました。
しかし直後に予想外の展開が待っていました。
なんと、彼はマイク無しで朗々と巻頭言を切り始めたのです。
広い会場の隅々まで届く素晴らしい声量の持ち主だったのです。
これぞ大先輩の修猷魂です。
全員が感動して盛り上がり、直後の館歌斉唱は例年よりも熱がこもったものとなりました。