アメリカでの子供誘拐件数は年間で数十万人だそうです。
そのほとんどは離婚した夫婦間での子供の取り合いだそうです。
しかし、一般的な誘拐の件数も、日本とは比べ物にならないほど多いそうです。
この作品の主人公であるジョーは、行方不明になった子供たちを取り戻すことで生計を立てています。
中年で独身のジョーは様々なトラウマを抱え込んでいます。
父親からの虐待に近い躾け、軍隊時代の戦場での悲惨な光景、昔の恋人との最期、
見つけた子供たちの死体.....などなどが繰り返しフラッシュバックとして画面に登場します。
ストーリーについてはネタバレさせないほうが良さそうな作品ですのでアップしません。
しかし、帰る場所も、行くあても失くして、レストランで呆然となった二人でしたが、ヒロインである少女のニーナが
Let’s go! It’s a beautiful day! と叫ぶシーンでこの映画は終わります。
それを拾って付けたタイトルであり、美しい一日が描かれるような作品ではありません。
まあ、退屈することのないアクション映画でした。
満足度は80点くらいでしょうか。