新市街にあるシネコン”電気館”の2階に、カウンターだけの小さなCAFEがあります。
店名は多分ですが、”電気館CAFE”だと思います。ブログサイトにdenkikan cafe の表記があるからです。
おそらくは40歳前後と思われるマスターが、これまた、おそらくは奥さんと思われる女性と二人で切り盛りしているようです。
最近では珍しくなったサイフォンを使って香り高いコーヒーを提供しています。
上映の時間待ちで何回か利用しましたが、豆の小売りもするということでしたので、2週間ほど前に購入してみました。
タンザニアという豆ですが、深く焙煎されていて、アイスコーヒー用の豆と見まがうほどに黒光しています。
泡立ちが良いのは当然なのですが、その泡のきめ細かさが尋常ではありません。
まさにクリーミーな泡立ちです。
味わいは、コクと苦みが際立っていますが、ちょっぴり酸味もあります。
飲んだ感想は、”もうこれでよかろう。”というものでした。
これ以上をコーヒーに求めるのは馬鹿げているし必要ない。
一生この豆だけでも文句はないと思いました。
そこで昨日再び電気館CAFEに行き、タンザニアの豆を購入しました。
で、今日電気館のホームページを開いたところ、電気館CAFEのマスターのブログがリンクされていました。
そこからネットをたどっていくと、いろんなことが分かってきました。
健軍電停そばの自衛隊通りに、”モカチーノ健軍”というコーヒー豆専門店があります。
CAFEではなく、ネット通販も手がけている豆の小売店です。
マスターは、かつて、”モカチーノ”の店主だったそうです。
したがって、現在も自分で豆を輸入し、自分で焙煎しているというわけです。
また、毎月1回ですがコーヒー体験教室やコーヒー講座を有料で開催されておられます。
かなりコーヒーにのめり込んだ人生のようです。
”モカチーノ健軍”のネット通販を覗いてみると16種類の豆が売られていました。
一生タンザニア豆だけで十分と思った私ですが、気が変わりました。
一応全部飲んでみようと思います。
なんだか自分の性格が情けなく思えます。
”君だけを一生愛する。”と言った舌の根も乾かぬうちに浮気を決意するとは......