古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

山羊は草をしっかり食べます。

2014年07月20日 02時46分25秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                        
夕方雨が上がってから、近くの村を軽トラでドライブしました。一日中家にいたのでちょっと外に出てみたくなったんです。川向いの村を走っていたら山羊が道ばたで草を食べてます。写真を撮りました。荷台に収穫したトマトを積んでいたので一つあげたら、飛びつくように喜んで食べました。
 この山羊の綱は8メートルくらいあります。立ち木につながれてずいぶん広い範囲の草を食べます。横にロープを張り、ロープの左右2メートルの幅の草が食べられるような、スライドする輪っかをつければ、草刈りが助かるかなー。
 
 ところで近頃、テレビのニュースを見たり新聞を読んだりするのが嫌になりました。安倍総理の顔が出て、「何か言う」のを「見る・聞く」のが嫌で、夕方7時のNHKニュースは見ないで、BS放送の『にっぽん縦断こころ旅』という30分番組を見ています。
 日本という国は、あの大きな戦争の反省ができていない。
「特攻隊」なんて人間の命を「鉄砲玉」にした作戦を、国家が若者に強制したのです。20歳前後で出撃を強制された『命』がどんなに重いものだったか、70年以上生きてあちこち衰え、傷んできた自分の『命』を感じながら、やり切れない気持ちになります。一人や二人の狂信的な上官が提唱した作戦でなく、国家が自分たちの未来である「若者」を駆り立てた。
 またそんなことをしようとするのか。
 人間の心を踏みにじり、あれだけの犠牲をささげながら、同じ轍を踏もうとするのか。
 
 
 
コメント
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