古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

漏水を溝でとめます。

2014年07月31日 08時41分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうの午後畑に出てみると、上の田んぼが干してあって漏水が止まり、溝もほぼ乾いています。
「よーし、いまのうちに耕運して漏水が流れるように溝を掘ろう」
 耕運機で往復して土を砕き、土を左右に寄せて、写真のように漏水の流れる溝を整備しました。
                       
 これで上の田んぼが水を入れても、漏水は溝を流れ、畑のほうに入ることがなくなります。でも梅雨明けとともに「水やり」が大きな仕事になり、畑に出ると1時間はホースをもっています。もうすぐ大豆・黒豆の花が咲きます。小豆・落花生も水をほしがってます。また畝間潅水をします。

 『どん底の共和国』を読了しました。古い本ですが、あの国の人々の置かれている状況は、「いまも変わらない」のが悲しいです。
 脱北して韓国に亡命した人が10000人を越えたというニュースは古くなりました。中国には、北朝鮮を逃れて韓国に行く機会をねらっている人が数十万人いるそうです。彼らは東南アジア経由・モンゴル経由で韓国大使館に逃げ込んで亡命します。しかし警戒は厳しく、容易に韓国に行けません。
 「北朝鮮では人間らしい生活ができない。韓国に行けば人間として生きてゆける」という情報は「あの国の人はみんな知っています」。
「ルーマニアの独裁者チャウセスク(大統領)が市民により処刑された」ニュースは、北朝鮮では一切報じられませんでした。しかし「2日の間に国の隅々まで知れ渡った」。何かの本で読んだことがあります。
 いくら統制しても情報の流れは止められません。それなのに「どうしてあの国だけ反乱が起きないのだ!」。
 同じ著者の『暗愚の共和国』……北朝鮮工業の奇怪 を読むことにします。
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