古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

<ヒグラシ>の鳴き声を聞きました。

2014年07月11日 00時04分49秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちのまわりでは今年はウグイスがほんとによく鳴きます。すぐ裏の山ではヤマザクラの木に一羽のウグイスが陣取って、なわばりを主張しますし、ウッドデッキから見える柿の木では、別のウグイスが自分のなわばりを告げてしきりに鳴きます。畑のそばの林にはまた別のウグイスが鳴いています。一日中ウグイスの鳴くのを聞いている気がします。
 数日前の夕方、かすかに<ヒグラシ>が鳴くの今年はじめて聞きました。そんな季節になったのですね。もうすぐ早朝と夕方「カナカナカナカナ」という、心に響く鳴き声が聞こえるようになります。そして「いつの間にかウグイスの鳴き声が聞こえなくなった」と気づくのです。
 神戸に住んでいたとき、いまの裏山程度の山があり、繁みがあり、木立のある公園のそばに家がありました。クマゼミたちの「シャーシャーシャー」という鳴き声もやかましいほど聞こえました。でも「カナカナ」と鳴く声は聞こえませんでした。
 いまの家に住むようになってうれしかったことの一つは、カナカナの鳴き声が朝夕聞けることです。これから9月のお彼岸の頃まで、どこか哀調のある音色で、何かしらある情緒が、心に入ってくるような鳴き声が、聞こえます。
                        
 そして日が西に傾く頃ウッドデッキでナスビを焼く季節になりました。台風襲来だ。焼きナスどころじゃない。と思っていましたが、夕方には雨があがり、絶好の焼きナス日和になってしまいました。デッキは日陰になり、向こうの景色に西日があたり、ぼくは今年はじめてナスビを焼きました。小屋から携帯コンロと風防枠を出してきてナスビを焼いている写真です。(ぼくは左利きです)
 ナスビもキュウリも順調に採れていますから、ぼくはナスビをたびたび焼くことにします。道子さんは『キュウチャン漬け』づくりの名人で、人にあげると「どうしたらあんなにおいしくつくれるの? 作り方教えて!」といわれます。キュウリがたくさん採れたらキュウチャン漬け作りに精を出すことになるのでしょうね。
コメント
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