1919年(大正8年)に竣工し、今年100年目を迎える旧古河庭園
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かして、小高い庭に洋館と
斜面には洋風庭園を造り、低地には日本庭園が広がっています。
和と洋が調和する大正の庭は国指定名勝です。
陽気に誘われて、完成100年の庭園へ行って来ました。
1) 質素な感じの正門
受付で入園料をお支払いしようと思ったら。「65歳以上の方は70円です」
えっ! そうですか~ お安い!
2) 石造りの洋館
英国貴族の邸宅をならった古典様式
ジョサイア・コンドル氏の設計(ロンドン出身の建築家)
新政府関連の建物の設計を手がけ、明治以後の日本建築界の基礎を築きました
3) 洋風庭園
テラスの庭園に植えられたバラは、春と秋 に見事な花を咲かせます
5) 黒真珠
日本を代表する黒花の名花 ビロードのようなシックな光沢
6) インカ
新品種もいいけどやっぱり昔から評判の良いバラは花立ちも良く、素晴らしい!
7) カクテル 8) クリチャン・ディオール
9) ハゼの紅葉と雪見灯篭
日本庭園心字池のハゼが赤く色づいていました。
10) 大滝
滝つぼまで8メートルも落ちるという凝った造り
園内でもっとも勾配の急な所を削って断崖としているそうです
【 追記 】
豪壮でおしゃれな建物、和洋の庭、大正時代の息吹きに触れて心地良いひとときを過ごしました。
設計者の英国人ジョサイア・コンドルは明治から大正にかけて、鹿鳴館、ニコライ堂、
旧岩崎邸庭園洋館などを手掛け、日本の建築界の発展に貢献した方です。