前回に続いて北鎌倉・東慶寺の花たちです。
東慶寺は今から約720年前、1285年に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創され
女性の側から離婚できなかった時代、このお寺に駆け込めば離縁できる女性救済の寺として
明治に至るまで600年の永きにわたり、縁切りの寺法を引き継いで来たお寺です。
山門を入ると初秋を感じさせる花が沢山咲いていました。
1) シュウメイギク 別名:キブネギク(貴船菊) キンポウゲ科の山野草
アネモネの仲間で英語ではジャパニーズ・アネモネと呼ばれ 華やかです。

2) オオダテ
イヌタデ(アカマンマ)も道端でよく見かけますが、
オオダテは花も一段と大きく艶やかな紅紫色に輝き、目立ちます。

3) ノブドウ
小さな実が沢山ついて、青色が濃くなり やがて紫色へと変わっていきます
小さな宝石のように見えます。ブドウと言う名前ですが、まずくて食べられないそうです。

4)吾亦紅 ばら科 ワレモコウ属
丸いダンゴのような暗赤色の丸い花穂がおもしろいです

5) フジバカマ
「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物
花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることから、この名前になったとか

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ハナトラノオ:地下茎を伸ばして広がり、ほとんど放任栽培でもよいくらいです
鬼灯(ほおずき):オレンジ色の実がユニーク 夏の名残りのような網ほおずき


ジンジャー:ショウガ科の半耐冬性球根草。和名はハナシュクシャ(花縮砂)
モンキアゲハ:翅に白い模様があるのが特徴で、吸蜜に夢中でした
10) 秋の七草のひとつ「ススキ」
秋の月見のお供えとして欠かせないもので、翌年の豊作を祈願する意味があるそうです

27日の夕方 空が赤味を帯びて、見たことがないような空!
東から南にかけてオーロラみたいな赤い光の帯を見ました。
「あまりよくない出来事があるかもしれない」というお話を聞きましたが
そうでないことを祈っています
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