お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

三渓園の花菖蒲

2019-06-05 | 季節の移ろい

観賞用として栽培されて花を咲かせる菖蒲は、正しくは花菖蒲と呼び
菖蒲とは別物だそうです。花菖蒲の花は大輪で紫色や白、黄色があります。

足の痛みが気になりましたが、三渓園の花菖蒲を観に行ってきました。
三渓園は、実業家で茶人の原三溪によって作られた日本庭園です。
姿も色も雅で、ひときわ華やかな花菖蒲の景色を見ていると
初夏の暑さや梅雨のジメジメも忘れてしまいそうです。

大池の周りに艶やかに咲く花菖蒲です。

1) 三渓園入口

お客さまがちらほらの時間に行けました

2) 旧燈明寺三重塔と花菖蒲


3) 花菖蒲1


4) 花菖蒲2


5) 花菖蒲3


6) 散策路のツツジ
綺麗に手入れされた、赤いツツジの花が散策の足を癒してくれました


7) 散策路の茂みにたくさんのドクダミの花が咲いていました
繁殖力が旺盛で、地下茎を伸ばしてどんどん広がっていきます
日本全国の道端などで見かけ、ちょっと嫌な臭いですが「十薬」という名前の生薬です。


8) 散策の足をのばしていると、紫陽花の花も咲き始めていました


ドクダミや紫陽花が咲くと、「梅雨」の始まりですね~

9) 大池で亀さんが甲羅干し
カメラが気になるの? 首を伸ばしている


10) カラスも何やら相談中 
藤棚の下でお弁当を広げているお子さんがいて、気になる様子


11) 園内の大木「たいさんぼく」の樹に白いお椀のような花がさいていました
なんとなく梅雨空に似合う花 (^^♪


三渓園は、単なる庭園ではなく歴史的建物が豊富な横浜の観光名所です。
季節の花木を眺めながら、伝統ある建物と歴史を身近に感じることができる
散策型の庭園だと思います。
体力の回復を待って、歴史的建造物を訪ねたいと思っています。




公園お散歩

2017-12-29 | 季節の移ろい

バスの窓から見ていた保土谷公園へ・・・雲ひとつない青い空!
風もなくて絶好のお散歩日和でした。

お知らせ:今回の更新で「お花大好き」は、年内最後になります 
ご覧いただき、コメントを下さった皆様有り難うございました。

1) バス通りの日本スイセン(雪中花)
英名:ナルキッサス、ナルシサスは、ギリシャ神話の美少年の名前  
泉に映った自分の姿に恋をして、毎日見つめ続けたら いつのまにか
1本の花になってしまった。。。と言う神話があり 
最もポピュラーな水仙で、お正月には欠かせないお花の一つ


2) 八重咲水仙
日本水仙に混ざって咲いていました。花弁が多く華やかです


3) イソギク  キク科 ・キク属
葉は大きな鋸葉で表側は、緑色で裏側に白い産毛がありました
黄色い花・緑の葉・白い縁取りのコントラストの良さに惹かれますね


4) 寄り集まりの庭 「空間インスタレーション」@のテラスにて
寒さに強い花たちがカラフルです


5) ゴンズイの実   
別名:クロクサギと呼ばれる。 
クサギ に良く似ていますが、クマツヅラ科のクサギと違いミツバウツギ科の樹木

赤いのは果皮で黒いのが種子。ミッキーマウスの木に似ていますね
変わった名前ですが、同名の「ゴンズイ」という魚(海に棲むナマズの仲間)と
同じように何の役にも立たないという説もあるようです。

拡大してみます ↓


6) この赤い実 分かりますか?
ドイツスズランの実 ドイツスズランの実

「ドイツスズラン」の実です。
スズランはたくさん花が付くのに実は少ないですね。なんだか美味しそうだけど
実には強い毒があり、鳥たちも食べないとか・・・
清楚な花で人気ですが・・・実は絶対に食べないでくださいね

自宅にもドイツスズランがありますが、実は見たことがありません。なぜ 

7) アカンサス モリス 和名:ハアザミ
冬なのに光沢のある大きな葉を広げ、よく茂っています
耐寒性があり枯れた樹々の中で際立っています。


8) さくらの小径
銀杏の落ち葉と葉のない樹々の小径を歩いてみました


沢山のコメントいただきながら続けられたブログは来春12年目を迎えます。
くる年も、ゆっくり更新して行きたいと思っていますのでよろしくお願い致します。





お盆

2017-08-14 | 季節の移ろい

お盆は、先祖や亡くなった方が浄土(あの世)から戻ってくる期間、と言われています
「盆の入り」にあたる13日 お墓参りに行ってきました。
蒸し暑い日だったので、手際よくお掃除をしてお花とお線香を供え、お塔婆を立てて 合掌 
高齢の私たちを気遣って、娘たち家族も一緒してくれました。

スロープや階段には手摺が設置され、綺麗にお掃除されていたので大助かりでした。

初秋らしい植物にも会え、撮影してきました 

1) タマアジサイ 雪の下(ゆきのした)科 アジサイ属の1種の落葉低木  
開花初期の花  つぼみが球形


2) タマアジサイ 少し開いた状態ですね


3) 満開のタマアジサイ  長いシベ
他のアジサイとは雰囲気が違い、なんとも不思議なタマアジサイ


4) ヨウシュヤマゴボウ  ヤマゴボウ科  ヤマゴボウ属
北アメリカ原産。明治初期に渡来し、空き地や道ばたなどにふつうに見られる野に咲く花


5) ヨウシュヤマゴボウ 熟して きれいな色の実
果実をつぶすと紅紫色の汁が出て、洋服に付けると色が取れなくなります
昔はこれを赤インクにしたそうです 


もう秋が顔をのぞかせたようです 早い! 

6) シュウメイギク  
キンポウゲ科の植物の一種  別名:キブネギク(貴船菊)
秋まっさかりな時期に開花する花ですが、まだ8月中旬ですよね


7) 白いキノコ
仏殿脇の伐採された樹から芽を出していました
黄梅院(塔頭)にあるお地蔵さんの左手から
白いキノコが生えているのを見たことがありました。
大きな樹木があり 湿度もあり、キノコに適した環境かもしれませんね


8) 総門を入ったところに赤い実の大木(サンゴジュ)があります
葉は水分が多く、燃えにくく 枝は燃やすと泡のようなものが噴出し、
延焼しないことから防火用に植栽されるそうです。
お寺を火災から守るために植栽されたのかも?


9)タカサゴユリ  台湾原産の帰化植物
植え込みの中 ひときわ目立っていました

テッポウユリによく似た花を咲かせるので、除草されず 
広がりつつあるようで、狭いブロック塀の隙間からも花を咲かせています。

ご先祖様とお話をし、供養ができたことに感謝してのお食事会をしました。



四季の森公園初秋2

2016-08-28 | 季節の移ろい

前回に続いて四季の森公園の初秋の花たちです。

街路樹を揺らす風の熱気は薄れ、 暑さが峠を越える頃です
朝晩の涼気と好天が稲の実りを誘う頃ですね~この時期に訪れる台風や雷雨に耳を澄ませば
秋の足音が聞こえ、コオロギやスズムシの鳴き声も聞こえます。🐞

やがて吹く風に秋を感じるのも遠くないでしょう・・・

1) キツネノマゴ
立秋の頃から道端や野に小さな花を付け、小さいながらも良く目立ちました。
「花は子狐の顔に似ている」 と言われます


2) アキカラマツ  キンポウゲ科  カラマツソウ属の多年草
別名:タカトウグサ
有毒成分を含み血圧の降下や神経の麻痺をひきおこすそうですが、食べたいとは思いませんね


3) シュロソウ  ユリ科  シュロソウ属
黒褐色の毒々しい色の花にびっくり・・・
茎の基にシュロ毛状の繊維が残ることでこの花名があるそうです


4) ゲンノショウコ   風露草(ふうろそう)科  ゲンノショウコ属
花はピンクと白があり、足元の小さな花を見落としそうでした。

下痢止めの薬草として有名で、煎じて飲めばぴたりと効くとか

5) ヤマホトトギス  ユリ科  ホトトギス属
ヤマジノホトトギスとよく似ています。区別がつきにくく迷ってしまいます


6) ガンクビソウ  キク科  ヤブタバコ属
8月から10月にかけて 横向きから斜め下向きに咲き、茎には軟毛が密生していました


7) シラヤマギク  キク科  シオン属
明るい森林の中で生育するそうで、あちらこちらで咲いていました


8) ツリガネニンジン  キキョウ科  ツリガネニンジン属の多年草
花の形が「釣鐘」形で、白く太い根は人参の形に似ていることから「釣鐘人参」と言われる
風に揺られると「鐘」が鳴りそうで 爽やかな薄いブルーが綺麗でした。


処暑を迎え、花たちに季節の移ろいを感じさせてもらえます
稲が頭をたれ 木々が色づく季節を待っていますが、台風10号は迷走しています
被害のないことを願いつつ・・・

ご訪問ありがとうございました。_(._.)_



四季の森公園初秋1

2016-08-26 | 季節の移ろい

前回 四季の森公園へ行った時 にわか雨で、散策途中で帰り
その後 台風の影響もあり、出かけられませんでした。
8月25日 とても暑かったのですが、見られなかった花を見に行って来ました。

北口の駐車場から目的の場所への途中 初秋の花や風景を楽しめました (^o^)/

1) 夏休み中のお子さん達が「じゃぶじゃぶ池」 で楽しそうに水浴びしています。
スマホで撮ってみました。


2) ヤマハギ 「秋の七草」の一つ  豆(まめ)科  ハギ属
古今和歌集、新古今和歌集や万葉集などに詠まれている「萩」  もう咲いていました。 
9月になると咲きこぼれる萩の花は、豊穣の秋のシンボルだと思います


3) 盗人萩(ヌスビトハギ) 
「ハギ」の名があり、花が似ていてもハギ属ではないそうです
夏にツブツブの花が咲き、秋に実がなります。
可愛い花なのに気の毒な名前ですね~


4) 葛   秋の七草の一つ  マメ科 クズ属のつる性の多年草
まわりの木々を弦でおおってしまう程の生命力ですが、
花はなかなか見つけられません。 今回見られてラッキー


5) ミソハギ   禊萩(みそはぎ)科  ミソハギ属
我が家では 旧暦のお盆の時に、ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をしました。


6) キンミズヒキ  バラ科  ミズヒキ属 
晩夏から初秋にかけて山野を金色で彩り、綺麗です。


7) キツリフネ  ツリフネソウ科  ツリフネソウ属の一年草
湿地を好む野草で、花期は長く楽しめますね

7月末にUPした時に比べて、色が褪せていました 

8) ハナトラノオ  紫蘇(しそ)科  ハナトラノオ属
茎が角ばっていて、花が虎の尾に似た薄紫色の花が咲きます。


9) フジカンゾウ
花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(漢方薬)に似ているという命名
この仲間にはヌスビトハギがあります。


10) ヒヨドリバナの花後の綿毛  
ヒヨドリバナはキク科  ヒヨドリバナ属の多年草
ヒヨドリの鳴く頃に花が咲くのでこの名前があるそうです  綿毛も素敵ですね~


11) ナンバンギセル
前回 「ユニークな花」 で紹介しましたが、急な雨のため ゆっくり見られませんでした
終わりかけていましたが、二度目も見られてラッキーでした。


12) 何の実だと思いますか?
オレンジ色の丸い実が沢山落ちていました。


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ご訪問ありがとうございます。次回も四季の森公園の初秋の花です。