「 ヒマラヤの青いケシ」 日本名がなく、英名でブルーポピー(Blue Poppy)と呼ばれ
青い花の総称です
ブルーポピーは神秘的な美しさから登山家の間では「天上の妖精」と呼んでいるそうです。
3年ほど前でした 東京ドームの「世界ラン展」に出品され
一目見たさに長い行列に並んだことがありましたが、混雑のためよく見えませんでした。
それ以来 機会があればゆっくり見てみたいと思っていました。
水芭蕉を見に箱根湿生花園へ行った時 入口近くの一角に「ブルーポピー」と書かれた
看板をみつけ ホームページを何度も見て、開花を待っていました。
ようやく 開花していることを知り、5月25日に会いに行きました。
① ブルーポピーの群生 妖精たちがお迎えしてくれました。
②
③ ピンク系のポピーもありました
④ まだまだ蕾がありますね
⑤ 暑い日でした お疲れ気味な花びら
⑥ 青い花が咲いた株の種からでも白やピンク、紫なども咲くことがあるそうです
⑦ 妖精は 薄い紙のような花びら
⑧ 明日には開花しそうな蕾をつれたブルーポピー
行こうと思う方はお早めに
【 ヒマラヤの青いケシについて 】
ケシの仲間は約700種あり、「青いケシ」の仲間をメコノブシス属と呼び、
ヒナゲシなどのケシ属とは分類上区別されます。
メコノブシス属は約45種類、ヒマラヤ周辺に集中していて
そのうち青い花を咲かせるのは約10種で、「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれます。
管理の行き届いた環境で 「青いケシ」 が簡単にみられるようになりました。
メコノブシス属は、モルヒネなど麻薬成分は含みません
「青いケシ」 は多年草ですが、夏の暑いところでは栽培は難しいらしく
簡単に育てられないようです。
じっくり眺め、写真を撮ることが出来て「 私の宝もの 」 になりました。
湿生花園の花たちは、まだまだあり、あと2回に分けてUPします。