3月20日のエントリーで
3月16日付の新聞で「再臨界の可能性がゼロではない」
とのニュースが報じられています。
『核兵器のしくみ』に書かれている内容と、それに関する私の理解では、
どのようにして、この「再臨界」が起こるのかは理解できません。
(そもそも本当に「再臨界」などあり得るのかも)
と書きましたが、その後自分なりにいろいろ調べてみますと、
Wikipediaの「自発核分裂」の項目に以下のような記述がありました。
(若干まとめています)
自発核分裂は、原子核分裂反応と全く同じ物理過程であるが、
中性子による衝撃を受けることなく分裂が始まる点が通常の核分裂と異なる。
(中略)
自発核分裂では他の核分裂反応と同様に中性子が放出される。
臨界量以上の核分裂性物質が存在する場合には自発核分裂が
核分裂連鎖反応を引き起こしうる。
ニュースで報じられている記述では、その過程まで詳しく書かれていませんので、
それがWikipediaの「自発核分裂」に起因するものかどうかはわかりませんが、
訂正または補足の意味も込めて載せておきます。
ちなみに、原子炉や核兵器に関する記述・解説の中で「臨界」あるいは「臨界量」
という言葉がよく出てきます。
原子炉が「臨界」に達する(臨界状態)ということについては、
『核兵器のしくみ』にも簡単に(わかりやすい表現で)説明されています。
(前回のエントリーでも少し書きました)
一方「臨界量」については、Wikipediaでは
『原子核分裂の連鎖反応が持続する核分裂物質の最少の質量を指す』
と説明されています。
この辺、わかり辛く私自身まだきちんと理解できていません。
なんだか
「臨界に必要な量が臨界量である」
と説明されているみたいで・・・。
(再注)
核分裂、原子炉、臨界等に関する私の理解(記述)で重大な誤りや誤解を招く点、
または私の知らない知識や情報などがありましたら、是非、ご指摘下さい。
3月16日付の新聞で「再臨界の可能性がゼロではない」
とのニュースが報じられています。
『核兵器のしくみ』に書かれている内容と、それに関する私の理解では、
どのようにして、この「再臨界」が起こるのかは理解できません。
(そもそも本当に「再臨界」などあり得るのかも)
と書きましたが、その後自分なりにいろいろ調べてみますと、
Wikipediaの「自発核分裂」の項目に以下のような記述がありました。
(若干まとめています)
自発核分裂は、原子核分裂反応と全く同じ物理過程であるが、
中性子による衝撃を受けることなく分裂が始まる点が通常の核分裂と異なる。
(中略)
自発核分裂では他の核分裂反応と同様に中性子が放出される。
臨界量以上の核分裂性物質が存在する場合には自発核分裂が
核分裂連鎖反応を引き起こしうる。
ニュースで報じられている記述では、その過程まで詳しく書かれていませんので、
それがWikipediaの「自発核分裂」に起因するものかどうかはわかりませんが、
訂正または補足の意味も込めて載せておきます。
ちなみに、原子炉や核兵器に関する記述・解説の中で「臨界」あるいは「臨界量」
という言葉がよく出てきます。
原子炉が「臨界」に達する(臨界状態)ということについては、
『核兵器のしくみ』にも簡単に(わかりやすい表現で)説明されています。
(前回のエントリーでも少し書きました)
一方「臨界量」については、Wikipediaでは
『原子核分裂の連鎖反応が持続する核分裂物質の最少の質量を指す』
と説明されています。
この辺、わかり辛く私自身まだきちんと理解できていません。
なんだか
「臨界に必要な量が臨界量である」
と説明されているみたいで・・・。
(再注)
核分裂、原子炉、臨界等に関する私の理解(記述)で重大な誤りや誤解を招く点、
または私の知らない知識や情報などがありましたら、是非、ご指摘下さい。