前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

その日、その時、その後・・・7

2011-03-19 11:35:56 | 「その日」
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平成23年3月18日(金)

4日ぶりに帰宅。
自分が利用した交通機関は正常。混乱もなく家に着く。

地震がおき、徒歩で帰った日からもう一週間たったのか・・・。
身体、心の疲れは少なくない。なのにどこか"現実感"が乏しい。


各国メディアが、被災時、被災後の日本人の行動について、
賞賛する声を紹介している。
曰く、「落ち着いている」「暴動がない」「助け合っている」・・・

確かに目に見えるような非道は少ない。
しかし、被災地以外では目に見えない"非道"が徐々に増えているように感じる。
これが日本人の特性か?


ACジャパン(旧公共広告機構)のCMが多いことに苦情が出ているという。
曰く、「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」・・・
あのCMがしつこく感じるほど、TVを見ている余裕がある立場の人だ。


被災地の状況、原発の状況、そして停電・交通の情報は気になる。
でも、報道番組は見る気がしなくなった。

速報性こそTVメディアの最大の武器であり唯一の武器だ。
しかし、「その時」から時間が経つにつれ
政府や東電の対応等、「したこと」に対する検証、非難ばかりだ。

まだ「今」できることがあるだろう?



「その瞬間」
最悪なのは何もしないこと、どうしようか判断に迷って無駄に時間を浪費すること。
「その瞬間」
最善だ、と信じて咄嗟にとった指示・行動は、後で検証して今後に活かすことはできても
非難することはできない。

そう思います。
コメント
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