ハイドン先生の新曲?はちょっとお休みして
交響曲で好きな作品を聴き比べてみました。
家でゆっくり音楽を聴く時間があまりなく、
どうしてもipodで通勤帰宅途中に
聴くようになってしまうのですが、
そのためにはまずパソコンにインポート
しなくてはなりません。
弦楽四重奏曲の次は、
ハイドン先生のミサ曲を聴こうかな
と思っていたのですが
ちょっと枚数も多くて尻込みしています。
(聴くのを、ではなくインポート作業を)
今年に入って取り込んだデータ量も膨大で
(ほとんどハイドン先生のCD)
パソコンの動きも鈍くなってしまい・・・・
で、
別の演奏で聴き比べたのは、大好きな
交響曲第38番ハ長調『こだま』と
交響曲第39番ト短調《木枯らし》
です。
交響曲第38番ハ長調
◎ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮
ケルン室内管弦楽団
◎トレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンサート
◆アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ(全集)
(交響曲全集)
交響曲第39番ト短調
◎ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮
ケルン室内管弦楽団
◎トレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンサート
◎アレクサンダー・リープライヒ指揮
ミュンヘン室内管弦楽団
◆アンタル・ドラティ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ(全集)
(交響曲全集)
指揮者や演奏者が変われば
曲の印象もガラッと変わるのは、
別にハイドン先生の曲に限ったことでは
ありませんが、
バロック~古典派の作品は、
古楽器を使用やビブラートの有無、
オーケストラの規模などの選択もあり
ロマン派の作品以上に違いが際立ちます。
第38番はティンパニが活躍するのですが
そこを強調し、遅めのテンポじっくり聴かせる
ブリュール盤が一歩リードです。
第39番はドラティ盤が断然好きです。
時代背景を考慮した演奏という意味では
もしかしたら他の3枚の方が
忠実なのかもしれませんし、
録音の古さが気になる部分もありますが、
ドラティ盤のかっこよさは他を圧倒します。
ホグウッド盤、フィッシャー盤が未聴なので
是非聴いてみたいです。