老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

955 団塊世代の老いの先

2018-12-28 04:28:31 | 老いの光影 第4章
 団塊世代の老いの先

親の後姿を見て
子は育つ

老いに入った
団塊の世代
自分自身
団塊の最後にある

90の齢を越える時代となった
あと20年から30年は生きられる

85歳を越えると
要介護老人になる割合が増えてくる

これからは
子どもに介護を期待することは
難しい

老夫婦
つれあいが先に亡くなったとき
悲嘆 喪失を抱え独りで老い逝かねばならない

認知症や不自由な身体になりながらも
必死に生きておられる
今日の老人の後姿から
何を感じ 何を思い
どう行動し どう支えるか
それは自分自身の老いとも重ね合ってくる