老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

964 深夜のおむつ交換

2019-02-20 03:44:39 | 阿呆者
深夜のおむつ交換

冬の季節
深夜
温もりのある蒲団から
這い出るのは勇気がいる

妹から頂いた腎臓に
オシッコが溜まり
自分の場合排尿を我慢しては
腎臓によろしくないので
トイレに向かった

用足しを終え
蒲団に入りホッとしたところへ

beagle元気が
起きだし
トレーにオシッコをする音が聞こえた
起きねばならない

折角温もりの蒲団に入ったのに
再び勇気を振り絞り
元気の紙おむつ交換をした

昨日在宅訪問したとき
老いた妻は
深夜から夜明けにかけ
三度のおむつ交換をするのが大変、と
こぼしていた