俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10/30  人生の秋  

2006年10月30日 | 俳句

『酔い醒めて 我が人生の 秋を知る』
(よいさめて わがじんせいの あきをしる)




『荻の風 人肌戀しく 吹き寄せる』
(おぎのかぜ ひとはだこいしく ふきよせる)




『嫁いずこ 秋の朝寝に 姿消ゆ』
(よめいずこ あきのあさねに すがたきゆ)




『焼き秋刀魚 内臓食うを 通なりと』
(やきさんま ないぞうくうを つうなりと)




『秋の夜半 創る俳句は 夢の中』
(あきのよわ つくるはいくは ゆめのなか)




『近頃は 九分の狂気 秋愁う』
(ちかごろは くぶのきょうき あきうれう)




『清水の 先斗へ流る 紅葉川』
(きよみずの ぽんとへながる もみじがわ)




『秋深し 駅から見える 剣山』
(あきふかし えきからみえる つるぎやま)






コメント
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