俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

夏列車

2007年07月05日 | 俳句

『目開くれば 玉手の箱の 夏の夢』
(めあくれば たまてのはこの なつのゆめ)

『疲れてる 疲れてる女 夏の昼』
(つかれてる つかれてるひと なつのひる)

『写メールを 撮られているか 夏の午後』
(しゃめーるを とられているか なつのごご)

『手枕で 寝る女の居て 夏列車』
(てまくらで ねるひとのいて なつれっしゃ)

『知己などと 会うことも無く 夏過ぎる』
(ちきなどと あうこともなく なつすぎる)