冬ざれて 昨日の私は 死にました
(ふゆざれて きのうのわたしは しにました)
13606 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬
数え日に 散歩も遠く 気は急いて
(かぞえひに さんぽもとおく きはせいて)
13607 【季語】 数え日 【季節】 仲冬
天皇の 老いた姿と 雅子様
(てんのうの おいたすがたと まさこさま)
13608 【季語】 天皇誕生日 【季節】 仲冬
御歳暮は 柚胡椒から 生七味
(おせいぼは ゆずこしょうから なましちみ)
13609 【季語】 歳暮 【季節】 仲冬
泥鰌掘る 穴ポコだらけ 明日は無し
(どじょうほる あなぽこだらけ あすはなし)
13610 【季語】 泥鰌掘る 【季節】 三冬
冬ざれて 素人ばかりの 大臣様
(ふゆざれて しろうとばかりの だいじんさま)
13611 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬
冬ざれて 明日の日本は 見えません
(ふゆざれて あしたのにほんは みえません)
13612 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬
年逝くや 世の中変わると 思えざり
(としゆくや よのなかかわると おもえざり)
13613 【季語】 年逝く 【季節】 仲冬
冬ざれて 知らぬ歌手に 知らぬ唄
(ふゆざれて しらぬかしゅに しらぬうた)
13614 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬
天気予報 偶には当てよ 暮の冬
(てんきよほう たまにはあてよ くれのふゆ)
13615 【季語】 暮の冬 【季節】 晩冬
ジャンパーを 買えばバーゲン チラシ来る
(じゃんぱーを かえばばーげん ちらしくる)
13616 【季語】 ジャンパー 【季節】 三冬
橋の下 泥鰌掘りが 蠢いて
(はしのした どじょうぼりが うごめいて)
13617 【季語】 泥鰌掘る 【季節】 三冬