大乗や 看々臘月 燼なりと
(だいじょうや かんかんろうげつ じんなりと)
13663 【季語】 臘月 【季節】 晩冬
【看々臘月盡】(かんかんろうげつじん)
「命に限りがあることをよく見ていなさい。」と言う意味の禅語。
臘月とは十二月(陰暦)のことで、一年が終わるのと、命が尽きるのをかぶせています。
【大乗】(だいじょう)
《(梵)mahāyānaの訳。理想に達するための大きな乗り物の意》
自己の解脱だけを目的とするのでなく、すべての人間の平等な救済と成仏を説き、
それが仏の真の教えの道であるとするもの。大乗仏教。
「命に限りがあることをよく見ていなさい。」と言う意味の禅語。
臘月とは十二月(陰暦)のことで、一年が終わるのと、命が尽きるのをかぶせています。
【大乗】(だいじょう)
《(梵)mahāyānaの訳。理想に達するための大きな乗り物の意》
自己の解脱だけを目的とするのでなく、すべての人間の平等な救済と成仏を説き、
それが仏の真の教えの道であるとするもの。大乗仏教。
時流れ 微分積分 年の暮
(ときながれ びぶんせきぶん としのくれ)
13664 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
時は、細かく分けたり(微分)、積み重ねたり(積分)と流れます。
うつくしや ミタさんを見た 泪冬
(うつくしや みたさんをみた なみだふゆ)
13665 【季語】 冬 【季節】 三冬
塵埃も 虚空清浄 大掃除
(じんあいも こくうせいじょう おおそうじ)
13666 【季語】 (年末)大掃除 【季節】 仲冬
塵、埃、虚、空、清、浄
=中国四千年の数の単位。一度調べられたら。
=中国四千年の数の単位。一度調べられたら。
冬の川 亀の甲羅干し 見ず三月
(ふゆのかわ かめのこうらぼし みずみつき)
13667 【季語】 冬 【季節】 三冬
棹凍え 雪もちらちら 川下り
(さおこごえ ゆきもちらちら かわくだり)
13668 【季語】 雪 【季節】 晩冬
都鳥 海戦終えて 百年余
(みやこどり かいせんおえて ひゃくねんよ)
13669 【季語】 都鳥 【季節】 三冬
煤払い 金を纏わぬ 仏達
(すすはらい きんをまとわぬ ほとけたち)
13670 【季語】 煤払い 【季節】 仲冬
足裏の 胼胝にプロを見し 冬の暮
(あしうらの たこにぷろをみし ふゆのくれ)
13671 【季語】 冬の暮 【季節】 三冬
胼胝(たこ)=皮膚の角質層が肥厚した状態のことである。
足の裏など機械的な圧力、摩擦、衝撃がかかる箇所に生成しやすい。
足の裏など機械的な圧力、摩擦、衝撃がかかる箇所に生成しやすい。
足音の 乾いて聞こゆ 年の暮
(あしおとの かわいてきこゆ としのくれ)
13672 【季語】 年の暮 【季節】 仲冬
風邪催い 咳声喉に 鼻水も
(かぜもよい せきこえのどに はなみずも)
13673 【季語】 風邪 【季節】 三冬