俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

生ビール

2012年08月12日 | 俳句

公園の 夾竹桃も 恋の色
(こうえんの きょうちくとうも こいのいろ)
14412 【季語】 夾竹桃 【季節】 仲夏


薄紅の 色に染まりし 夾竹桃
(うすべにの いろにそまりし きょうちくとう)
14413 【季語】 夾竹桃 【季節】 仲夏


蜩の けたたましきは 哀れかな
(ひぐらしの けたたましきは あわれかな)
14414 【季語】 蜩 【季節】 初秋
蜩=かなかな


お出かけに 曇り空でも 秋の空
(おでかけに くもりぞらでも あきのそら)
14415 【季語】 秋 【季節】 三秋


樹の下で 揺れて靡いて 猫じゃらし
(きのしたで ゆれてなびいて ねこじゃらし)
14416 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋


窓開けば 西流れ行く 秋の雲
(まどあけば にしながれゆく あきのくも)
14417 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋の風 画鋲飛ばし 暦落つ
(あきのかぜ がびょうとばし こよみおつ)
14418 【季語】 秋 【季節】 三秋


街出れば すべて初めて 秋愁い
(まちでれば すべてはじめて あきうれい)
14419 【季語】 秋愁 【季節】 三秋


喧き 蝉の鳴き声 これ情緒
(かまびすき せみのなきごえ これじょうちょ)
14420 【季語】 蝉 【季節】 晩夏


刺身には 生ビール二杯の おまけまで
(さしみには なまびーるにはいの おまけまで)
14421 【季語】 生ビール 【季節】 三夏


人差し指 その指し方の 違う秋
(ひとさしゆび そのさしかたの ちがうあき)
14422 【季語】 秋 【季節】 三秋


コメント
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