俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2012年08月19日 | 俳句

黒雲に 大粒な雨 雷か
(こくうんに おおつぶなあめ かみなりか)
14494 【季語】 雷 【季節】 三夏


遂に来た 雷雲に 稲光
(ついにきた かみなりぐもに いなびかり)
14495 【季語】 稲光 【季節】 初秋


稲光 瞬時に雷鳴 逃げ場なし
(いなびかり しゅんじにらいめい にげばなし)
14496 【季語】 稲光 【季節】 初秋


雷鳴の 長く続けば 気も萎えて
(らいめいの ながくつづけば きもなえて)
14497 【季語】 雷鳴 【季節】 三夏


雷も 長く続けば 世も末に
(かみなりも ながくつづけば よもすえに)
14498 【季語】 雷 【季節】 三夏


稲光 方向を定めぬ その恐さ
(いなびかり むきをさだめぬ そのこわさ)
14499 【季語】 稲光 【季節】 初秋


雷鳴の いつ終わるとなく 轟けり
(らいめいの いつおわるとなく とどろけり)
14500 【季語】 雷鳴 【季節】 三夏


雷雲は 暗さを増して 大光り
(らいうんは くらさをまして おおびかり)
14501 【季語】 雷雲 【季節】 三夏


雷も ここが我慢の 為所よ
(かみなりも ここががまんの しどころよ)
14502 【季語】 雷 【季節】 三夏


遠雷と 言うほど離れ 一安心
(えんらいと いうほどはなれ ひとあんしん)
14503 【季語】 遠雷 【季節】 三夏



雨止むも まだまだ聞こゆ 雷鳴が
(あめやむも まだまだきこゆ らいめいが)
14504 【季語】 雷鳴 【季節】 三夏


北の雲 白み戻りて 雷鳴止む
(きたのくも しらみもどりて らいめいやむ)
14505 【季語】 雷鳴 【季節】 三夏


秋雷も これで勘弁 終雷と
(しゅうらいも これでかんべん しゅうらいと)
14506 【季語】 秋雷 【季節】 初秋


雷鳴は 忘れた頃に ぶり返す
(らいめいは わすれたころに ぶりかえす)
14507 【季語】 雷鳴 【季節】 三夏


雷も 嫁に比べりゃ 恐くない
(かみなりも よめにくらべりゃ こわくない)
14508 【季語】 雷 【季節】 三夏


コメント
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