俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋暑し

2012年08月22日 | 俳句

人言に 心乱して 秋暑し
(ひとごとに こころみだして あきあつし)
14529 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


秋暑し 未だに越える 三十度
(あきあつし いまだにこえる さんじゅうど)
14530 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


缶ビール 缶チューハイや 夜の秋
(かんびーる かんちゅーはいや よるのあき)
14531 【季語】 夜の秋 【季節】 晩夏


寝ていたし 散歩もしたし 今朝の秋
(ねていたし さんぽもしたし けさのあき)
14532 【季語】 今朝の秋 【季節】 初秋


挨拶を 交わして元気 今朝の秋
(あいさつを かわしてげんき けさのあき)
14533 【季語】 今朝の秋 【季節】 初秋


残る蝉 日毎鳴く音の 弱くなり
(のこるせみ ひごとなくねの よわくなり)
14534 【季語】 残る蝉 【季節】 三秋


大振りの 向日葵の顔 日焼けして
(おおぶりの ひまわりのかお ひやけして)
14535 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏


藤村の 命日と知るや 秋暑し
(とうそんの めいにちとしるや あきあつし)
14536 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋


ピン芸の 芸人ばかり 秋の夜
(ぴんげいの げいにんばかり あきのよる)
14537 【季語】 秋の夜 【季節】 三秋


朝露の 湿り具合や 砂利の音
(あさつゆの しめりぐあいや じゃりのおと)
14538 【季語】 朝露 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする