俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

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          千秀

桜散る

2014年04月14日 | 俳句

桜散り 泪する人 踊る人
(さくらちり なみだするひと おどるひと)
16591 【季語】 桜 【季節】 晩春


春の午後 珈琲タイムは 昼寝時
(はるのごご こーひーたいむは ひるねどき)
16592 【季語】 春 【季節】 三春


花散りて 蘂も散り行き 葉桜に
(はなちりて しべもちりゆき はざくらに)
16593 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


花茣蓙に 座して見えしは 大和心
(はなござに ざしてみえしは やまとごころ)
16594 【季語】 花 【季節】 晩春


春半ば つくねんと聞く 堰の音
(はるなかば つくねんときく せきのおと)
16595 【季語】 春半ば 【季節】 仲春


昼の酒 掌拡げ 花を待つ
(ひるのさけ てのひらひろげ はなをまつ)
16596 【季語】 花 【季節】 晩春


葉桜は 風に靡いて 我を呼ぶ
(はざくらは かぜになびいて われをよぶ)
16597 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


飛花落花 気にせず進む 宴かな
(ひからっか きにせずすすむ うたげかな)
16598 【季語】 飛花落花 【季節】 晩春


花片は 右に左に 風任せ
(はなびらは みぎにひだりに かぜまかせ)
16599 【季語】 花 【季節】 晩春


写真見て 一句を撚る 日永かな
(しゃしんみて いっくをひねる ひながかな)
16600 【季語】 日永 【季節】 三春


覗き見る 階下の椿 艶めかし
(のぞきみる かいかのつばき なまめかし)
16601 【季語】 椿 【季節】 三春


春の月 明日は満月 晴れ予報
(はるのつき あしたはまんげつ はれよほう)
16602 【季語】 春 【季節】 三春