参道へ 案内するや 落椿
(さんどうへ あんないするや おちつばき)
16614 【季語】 落椿 【季節】 三春
片戀と 知りつつ追いし 籔椿
(かたこいと しりつつおいし やぶつばき)
16615 【季語】 籔椿 【季節】 三春
目借り時 五弁の花びら 胸に秘め
(めかりじ ごべんのはなびら むねにひめ)
16616 【季語】 目借り時 【季節】 晩春
目借り時=蛙の目借り時=暮春のころの眠くて仕方の ない季節で、蛙が異性を呼んでしきりに鳴きたてる時季季節
月朧 赤く燃えしは フラメンコ
(つきおぼろ あかくもえしは ふらめんこ)
16617 【季語】 月朧 【季節】 三春