俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2021年10月3日

2021年10月03日 | 俳句

新豆腐 一日過ぎても とうふの日
しんとうふ ついたちすぎても とうふのひ
D21454 2021/10/3 【季語】 新豆腐 【季節】 初秋

牛乳屋 祖母父母ともに 商いし
ぎゅうにゅうや そぼふぼともに あきないし
D21455 2021/10/3 【季語】 ー 【季節】 ー
春夏冬=秋がない=商い。
秋の昼 食事の間の 狭きこと
あきのひる しょくじのあいだの せまきこと
D21456 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

嫁不在 することも無き 秋の暮
よめふざい することもなき あきのくれ
D21457 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

呑む酒が 増えてしまいし 良夜かな
のむさけが ふえてしまいし りょうやかな
D21458 2021/10/3 【季語】 良夜 【季節】 三秋

コロナ禍で 趣味増え続け 夜長無し
ころなわざわいで しゅみふえつづけ よながなし
D21459 2021/10/3 【季語】 夜長 【季節】 三秋

かくれんぼ 隠れているよ 稲架の中
かくれんぼ かくれているよ はざのなか
D21460 2021/10/3 【季語】 稲架 【季節】 晩秋
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この命 いつ果てるとも 秋惜しむ
このいのち いつはてるとも あきおしむ
D21461 2021/10/3 【季語】 秋惜しむ 【季節】 晩秋

金風や ふところぐあい 良くなるや
きんぷうや ふところぐあい よくなるや
D21462 2021/10/3 【季語】 金風 【季節】 三秋
金風=秋風
物忘れ 深まる兆し 秋の風
ものわすれ ふかまるきざし あきのかぜ
D21463 2021/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋

岡本の 猪と出会い もう5年
みつめあう そのいってんに あきのつき
D21464 2021/10/3 【季語】 猪 【季節】 晩秋

鱗雲 水に映りても うろこ雲
うろこぐも みずにうつりても うろこぐも
D21465 2021/10/3 【季語】 鱗雲 【季節】 三秋

枯れ尾花 風に吹かれて キラキラと
かれおばな かぜにふかれて きらきらと
0000 2021/10/3 【季語】 枯れ尾花 【季節】 仲秋
枯れ尾花=彼岸花=曼珠沙華=死人花
 
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10月3日 稲雀

2021年10月03日 | 三選俳句暦






我を見て 飛び去りゆきし 稲雀
われをみて とびさりゆきし いなすずめ
1033 2006/10/3 【季語】 稲雀 【季節】 三秋
稲雀 群がり寄りて 飛び立ちぬ  

眠られぬ 羊の多き 夜長かな
ねむられぬ ひつじのおおき よながかな
7360 2008/10/3 【季語】 夜長 【季節】 三秋


緑成す 畦に燃え咲く 彼岸花
みどりなす あぜにもえさく ひがんばな
14844 2012/10/3 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋



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