俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10月12日 古古米 新米

2021年10月12日 | 俳句




古古米に 新米混ぜて 新鮮と
ここまいに しんまいまぜて しんせんと
21553 2021/10/12 【季語】 新米 【季節】 晩秋


新米を 贈られし昔 懐かしく
しんまいを おくられしむかし なつかしく
21554 2021/10/12 【季語】 新米 【季節】 晩秋


青空を 二分して流る 鱗雲
あおぞらを にぶんしてながる うろこぐも
21555 2021/10/12 【季語】 鱗雲 【季節】 三秋


何せむに 目から火が出て 稲光
なにせむに めからひがでて いなびかり
21556 2021/10/12 【季語】 稲光 【季節】 三秋


福岡の ラクビー魂 半世紀
ふくおかの らくびーたましい はんせいき
21557 2021/10/12 【季語】 ラグビー 【季節】 三冬
ラグビーで活躍した福岡選手。
古豪久しき福岡高校(半世紀に一度全国大会に特別枠で出場。
目の上のたん瘤[東福岡高校] )



田に映る 月影揺らす 落し水
たにうつる つきかげゆらす おとしみず
21558 2021/10/12 【季語】 落し水 【季節】 仲秋


曼珠沙華 棚田の畦に 沿い咲けり
まんじゅしゃげ たなだのあぜに そいさけり
21559 2021/10/12 【季語】 曼珠沙華 【季節】 晩秋


川と土手 間に咲く花 金木犀
かわとどて あいだにさくはな きんもくせい
21560 2021/10/12 【季語】 金木犀 【季節】 晩秋


春の百舌 寄り付く所 木守り柿
はるのもず よりつくところ きもりがき
21561 2021/10/12 【季語】 木守り柿 【季節】 三冬


風に乗り 草の絮の如 飛びたけり
かぜにのり くさのわたのごと とびたけり
21562 2021/10/12 【季語】 草の絮 【季節】 三秋

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10月12日 夜半の月(よわのつき)

2021年10月12日 | 三選俳句暦







稲架の竿 露を含みて 撓りけり
はざのさお つゆをふくみて しなりけり
1111 2016/10/12 【季語】 稲架 【季節】 晩秋


心でも 月は出せるぞ 夜半の月
こころでも つきはだせるぞ よわのつき
7491 2008/10/12 【季語】 月 【季節】 仲秋


葉脈に 沿いて落ち行く 露の玉
ようみゃくに そいておちゆく つゆのたま
17643 2015/10/12 【季語】 露 【季節】 三秋



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