俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2月6日 梅三昧

2019年02月06日 | いちらく いちらく

探梅や 今も昔も 太宰の府
(たんばいや いまもむかしも だざいのふ)
20144 【季語】 探梅 【季節】 初春


盆梅と 言えば長浜 思いだし
(ぼんばいと いえばながはま おもいだし)
20145 【季語】 盆梅 【季節】 初春


梅一輪 蹲踞の中 浮き沈み
(うめいちりん つくばいのなか うきしずみ)
20146 【季語】 梅 【季節】 初春


寒暖差 心次第で 梅日和
(かんだんさ こころしだいで うめびより)
20147 【季語】 梅日和 【季節】 初春


梅ならば 今も太宰府 飛梅と
(うめならば いまもだざいふ とびうめと)
20148 【季語】 飛梅 【季節】 初春


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2月5日

2019年02月05日 | 三選俳句暦

2009年2月5日
世の中は 鬼なる人が 豆を蒔く
(よのなかは おになるひとが まめをまく)
8855 【季語】 節分 【季節】 晩冬


2013年2月5日
触りても 巻いてもみたき 猫柳
(さわりても まいてもみたき ねこやなぎ)
15379 【季語】 猫柳 【季節】 初春


2018年2月5日
掌の 温もりあげる 余寒の日
(てのひらの ぬくもりあげる よかんのひ)
19204 【季語】 余寒 【季節】 初春


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2月4日

2019年02月04日 | 三選俳句暦

2007年2月4日
東風吹かば 身も心をも 西方を
(こちふかば みもこころをも さいほうを)
2367 【季語】 東風 【季節】 三春


2009年2月4日
風邪抜けぬ 我を愛しと 思う頃
(かぜぬけぬ われをいとしと おもうころ)
8842 【季語】 風邪 【季節】 三冬


2018年2月4日
陽を受けて 瞼裏赤し 春隣
(ひをうけて まなうらあかし はるとなり)
19170 【季語】 春隣 【季節】 晩冬


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2月4日 春浅し

2019年02月04日 | 俳句

戀猫の 季節となりし 昨日今日
(こいねこの きせつとなりし きのうきょう)
20138 【季語】 恋猫 【季節】 初春


春を待つ 尻取り遊び きりも無く
(はるをまつ しりとりあそび きりもなく)
20139 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


剪定後 芽を出し始む 薔薇の園
(せんていご めをだしはじむ ばらのその)
20140 【季語】 薔薇の芽 【季節】 初春


立春と 言えば心に 明るさが
(りっしゅんと いえばこころに あかるさが)
20141 【季語】 立春 【季節】 初春


観音の 指さす方に 梅の園
(かんのんの ゆびさすかたに うめのその)
20142 【季語】 梅 【季節】 初春


春浅し 季の移ろいに 戸惑いぬ
(はるあさし きのうつろいに とまどいぬ)
20143 【季語】 春浅し 【季節】 初春


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2月3日

2019年02月03日 | 三選俳句暦

2007年2月3日
我が鬼は 己の中に ある余寒
(わがおには おのれのなかに あるよかん)
2356 【季語】 余寒 【季節】 初春


2018年2月3日
節分は 豆より寿司と 世は流れ
(せつぶんは まめよりすしと よはながれ)
19145 【季語】 節分 【季節】 晩冬


2018年2月3日
花片の ひとつひとつが 椿かな
(はなびらの ひとつひとつが つばきかな)
19158 【季語】 椿 【季節】 三春


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2月3日 鬼やらひ

2019年02月03日 | 俳句

梅便り 思い出深き 昔事
(うめだより おもいでぶかき むかしごと)
20128 【季語】 梅 【季節】 初春


公園に はしゃぐ声あり 春隣
(こうえんに はしゃぐこえあり はるとなり)
20129 【季語】 春隣 【季節】 晩冬


寒の鴨 天に尻向け 餌漁る
(かんのかも てんにしりむけ えさあさる)
20130 【季語】 寒 【季節】 晩冬


二つほど 朝餉に並ぶ 寒卵
(ふたつほど あさげにならぶ かんたまご)
20131 【季語】 寒卵 【季節】 晩冬


二月はや 二日も過ぎて 急く心
(にがつはや ふつかもすぎて せくこころ)
20132 【季語】 二月 【季節】 初春


占えば 年内立春 大吉と
(うらなえば ねんないりっしゅん だいきちと)
20133 【季語】 年内立春 【季節】 晩冬


冬の月 明日は暁月 晦日月
(ふゆのつき あすはあかつき みそかつき)
20134 【季語】 冬 【季節】 三冬
暁月(あかつき)=有明の月=月齢26日から30日くらいの月=夜明け前に見える月。
晦日月=月齢30日の月=新月の一日前の月。


世の中は 節分よりも 恵方巻き
(よのなかは せつぶんよりも えほうまき)
20135 【季語】 節分 【季節】 晩冬


鬼見えず 鬼言わずして 今節分
(おにみえず おにいわずして いませつぶん)
20136 【季語】 節分 【季節】 晩冬


豆嫌い 巻き寿司好きの 鬼やらひ
(まめぎらい まきすしずきの おにやらひ)
20137 【季語】 鬼やらひ 【季節】 晩冬
鬼やらひ=節分


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2月2日

2019年02月02日 | 三選俳句暦

2009年2月2日
冴え返る 二月の空の うす曇り
(さえかえる にがつのそらの うすぐもり)
8833 【季語】 冴え返る 【季節】 初春


2015年2月2日
墨をする 指先に見る 余寒かな
(すみをする ゆびさきにみる よかんかな)
17141 【季語】 余寒 【季節】 初春


2018年2月2日
蹲の 水清めたる 薄氷
(つくばいの みずきよめたる うすごおり)
19135 【季語】 薄氷 【季節】 初春


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2月1日

2019年02月01日 | 三選俳句暦

2008年2月1日
はや二月 正月ぼけも 抜けぬまま
(はやにがつ しょうがつぼけも ぬけぬまま)
5530 【季語】 二月 【季節】 初春


2015年2月1日
銀色に 窓辺で光る 猫柳
(ぎんいろに まどべでひかる ねこやなぎ)
17125 【季語】 猫柳 【季節】 初春


2018年2月1日
濃くなりし 我が影踏むや 冬の月
(こくなりし われがかげふむや ふゆのつき)
19122 【季語】 冬 【季節】 三冬




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三選俳句暦スタート

2019年02月01日 | 三選俳句暦


今日から早2月。
早いですね。
寒いですね。
これまで続けてきた俳句暦を「三選俳句暦」として、
発展(?)変更します。
これからもよろしく。
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