俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10月20日

2020年10月20日 | 三選俳句暦




2007年10月20日
散る早さ 桜紅葉も 花に似て
(ちるはやさ さくらもみじも はなににて)
4760 【季語】 桜紅葉 【季節】 仲秋

2009年10月20日
秋の蠅 叩きつければ 失せにけり
(あきのはえ たたきつければ うせにけり)
10663 【季語】 秋の蠅  【季節】 三秋

2011年10月20日
見つめれば 見つめ返さる 秋の花
(みつめれば みつめかえさる あきのはな)
13102 【季語】 秋の花 【季節】 三秋

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10月19日

2020年10月19日 | 三選俳句暦




2008年10月19日
掃きぬれど 寄せては散りぬ 落葉かな
(はきぬれど よせてはちりぬ おちばかな)
7595 【季語】 落葉 【季節】 三冬

2009年10月19日
秋日和 天下泰平 おらが部屋
(あきびより てんかたいへい おらがへや)
10660 【季語】 秋日和 【季節】 三秋

2012年10月19日
惜しむとは 昔の心 秋愁い
(おしむとは むかしのこころ あきうれい)
15102 【季語】 秋愁 【季節】 三秋

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10月18日

2020年10月18日 | 三選俳句暦




2006年10月18日
茜空 黄昏せまる 駅灯り
(あかねぞら たそがれせまる えきあかり)
1159 【季語】 茜空 【季節】 初秋

2008年10月18日
眠れぬ夜 もう肌寒く 毛布巻く
(ねむれぬよ もうはださむく もうふまく)
7566 【季語】 肌寒 【季節】 晩秋

2018年10月18日
身に沁むや 出会いと別れ 邂逅と
(みにしむや であいとわかれ かいこうと)
20001 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋

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10月17日

2020年10月17日 | 三選俳句暦




2006年10月17日
影法師 伸びて縮んで 秋深し
(かげぼうし のびてちぢんで あきふかし)
1150 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋

2009年10月17日
風の筋 示すが如く 落葉あり
(かぜのすじ しめすがごとく おちばあり)
10646 【季語】 落葉 【季節】 三冬

2012年10月17日
花も葉も 思い届かず 想思華とは
(はなもはも おもいとどかず サンチェとは)
15089 【季語】 想思華 【季節】 仲秋
想思華(サンチェ:韓国語)=曼珠沙華

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10月16日 

2020年10月16日 | 三選俳句暦





2007年10月16日
僕私 自分も俺も 今や秋
(ぼくわたし じぶんもおれも いまやあき)
4702 【季語】 秋 【季節】 三秋

2008年10月16日
十六夜や 虫の鳴く音も ブレスあり
(いざよいや むしのなくねも ぶれすあり)
7548 【季語】 十六夜 【季節】 仲秋

2011年10月16日
今はもう 秋らしくない 秋なのだ
(いまはもう あきらしくない あきなのだ)
13091 【季語】 秋 【季節】 三秋


【2007年12月13日から12月20日のブログを修正しました。】
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2010年10月16日 夕紅葉

2020年10月16日 | 俳句




秋の灯や ウインクしてる 街路灯
(あきのひや ういんくしてる がいろとう)
20959 【季語】 秋 【季節】 三秋


夕紅葉 紅色増して 色と艶
(ゆうもみじ べにいろまして いろとつや)
20960 【季語】 夕紅葉 【季節】 晩秋


風に揺れ 波紋乱れし あめんぼう
(かぜにゆれ はもんみだれし あめんぼう)
20961 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏


贈られし 柿柔らかに 熟柿なる
(おくられし かきやわらかに じゅくしなる)
20962 【季語】 熟柿 【季節】 晩秋


秋港 出船に翳す 大魚旗
(あきみなと でふねにかざす たいぎょばた)
20963 【季語】 秋 【季節】 三秋


紅葉狩り コロナ禍故か 及びなし
(もみじがり ころなわざわいゆえか およびなし)
20964 【季語】 紅葉狩り 【季節】 晩秋


戸を閉めて 籠もりし部屋で 夜長する
(とをしめて かごもりしへやで よながする)
20965 【季語】 夜長 【季節】 三秋


コロナ禍で 無聊の気質 増せる秋
(ころなかで ぶりょうのきしつ ませるあき)
20966 【季語】 秋 【季節】 三秋
無聊(ぶりょう、むりょう)=退屈なこと。
心が楽しまないこと。
気が晴れないこと。


古くより 山辺の道 柿の道
(ふるくより やまべのみち かきのみち)
20967 【季語】 柿 【季節】 晩秋


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2020年10月15日 月と金星

2020年10月15日 | 俳句



鶴亀の 書の懐かしき 秋の夜
(つるかめの しょのなつかしき あきのよる)
20953 【季語】 秋 【季節】 三秋


長き夜を 寝れずに過ごす 私事
(ながきよを ねれずにすごす わたしごと)
20954 【季語】 長き夜 【季節】 三秋


ふるさとの  山海浮かぶ 月夜かな
(ふるさとの  やまうみうかぶ つきよかな)
20955 【季語】 月夜 【季節】 三秋


秋の空 空の空とて 白々し
(あきのそら くうのくうとて しらじらし)
20956 【季語】 秋 【季節】 三秋


節酒して 我に厳しき 夜寒かな
(せっしゅして われにきびしき よさむかな)
20957 【季語】 夜寒 【季節】 晩秋


身近なり 月と金星 寄り添いし
(みぢかなり つきときんせい よりそいし)
20958 【季語】 月 【季節】 三秋


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10月15日

2020年10月15日 | 三選俳句暦




2006年10月15日
清水の 宵のもみじ葉 赤く燃え
(きよみずの よいのもみじは あかくもえ)
1130 【季語】 もみじ 【季節】 晩秋
清水の 宵のもみじ葉 赤く映え

2008年10月15日
秋の風 色なき風か 白秋か
(あきのかぜ いろなきかぜか はくしゅうか)
7528 【季語】 秋の風 【季節】 三秋

2009年10月15日
秋鯖の 味噌煮が肴の 酒旨し
(あきさばの みそにがつまの さけうまし)
10634 【季語】 秋鯖 【季節】 初秋

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10月14日

2020年10月14日 | 三選俳句暦




2006年10月14日
風の神 いたずら過ぎて 稲穂舞う
(かぜのかみ いたずらすぎて いなほまう)
1125 【季語】 稲穂 【季節】 三秋

2008年10月14日
もみじ葉の 裏には淡き 侘しさが
(もみじはの うらにはあわき わびしさが)
7515 【季語】 もみじ葉 【季節】 晩秋

2018年10月14日
夫婦旅 秋の日光 日の光
(めおとたび あきのにっこう ひのひかり)
20000 【季語】 秋 【季節】 三秋

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2020年10月13日 赤とんぼ

2020年10月13日 | 俳句




赤とんぼ 今じゃ日の本 住みにくし
(あかとんぼ いまじゃひのもと すみにくし)
20918 【季語】 赤とんぼ 【季節】 三秋


赤とんぼ 止まる気なしや 右左
(あかとんぼ とまるきなしや みぎひだり)
20919 【季語】 赤とんぼ 【季節】 三秋


秋風や 迷走台風 北南
(あきかぜや めいそうたいふう きたみなみ)
20920 【季語】 秋風 【季節】 三秋


秋の夜や 隣の女房 早や寝たり
(あきのよや となりのにょうぼ はやねたり)
20921 【季語】 秋の夜 【季節】 三秋


秋立つに 混乱多き 霞ヶ関
(あきたつに こんらんおおき かすみがせき)
20922 【季語】 秋立つ 【季節】 初秋


朝顔や 一輪一輪 また一輪
(あさがおや いちりんいちりん またいちりん)
20923 【季語】 朝顔 【季節】 初秋


荒海や 迷走台風 何故かしら
(あらうみや めいそうたいふう なぜかしら)
20924 【季語】 台風 【季節】 仲秋


ひとひらの 紅葉落ち行く ひらひらと
(ひとひらの もみじおちいく ひらひらと)
20925 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋
ひとひら=一枚


天の川 都会の空じゃ 見えません
(あまのがわ とかいのそらじゃ みえません)
20926 【季語】 天の川 【季節】 初秋


秋の空 色んな雲が 泳いでる
(あきのそら いろんなくもが およいでる)
20927 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


月の友 コロナ禍の中 中々に
(つきのとも ころなかのなか なかなかに)
20928 【季語】 月 【季節】 三秋


身に染みて 野晒し奇行 シャレじゃなし
(みにしみて のざらしきこう しゃれじゃなし)
20929 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋
野晒し=しゃれこうべ


つれづれに 握っるマイクに 秋愁い
(つれづれに にぎっるまいくに あきうれい)
20930 【季語】 秋愁い 【季節】 三秋
つづづれに=徒然に=手持ち無沙汰の状態。
吉田兼好「徒然草」。


高層の ビル吹き抜くや 秋の風
(こうそうの びるふきぬくや あきのかぜ)
20931 【季語】 秋の風 【季節】 三秋


秋の空 白露溜めて 白さ増し
(あきのそら しらつゆためて しろさまし)
20932 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


曼珠沙華 撮り損ないて 散りにけり
(まんじゅしゃげ とりそこないて ちりにけり)
20933 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


菊人形 枚方の灯も 消え久し
(きくにんぎょう ひらかたのひも きえひさし)
20934 【季語】 菊人形 【季節】 晩秋


昨年の 表情薄る 案山子かな
(さくねんの ひょうじょううする かかしかな)
20935 【季語】 案山子 【季節】 三秋


川面にも 風と色との 秋の影
(かわもにも かぜといろとの あきのかげ)
20936 【季語】 秋 【季節】 三秋


どうしょう 団扇長袖 残暑かよ
(どうしょう うちわながそで ざんしょかよ)
20937 【季語】 残暑 【季節】 初秋


熟柿には スプーン二つ 両腕で
(じゅくしには すぷーんふたつ りょううでで)
20938 【季語】 熟柿 【季節】 晩秋


今日からは 日本の恥よ アベマスク
(きょうからは にほんのはじよ あべますく)
20939 【季語】 マスク 【季節】 三冬


トランプに 贈ってあげたし アベマスク
(とらんぷに おくってあげたし あべますく)
20940 【季語】 マスク 【季節】 三冬


葉鶏頭 鶏頭の血の 系統か
(はげいとう けいとうのちの けいとうか)
20941 【季語】 葉鶏頭 【季節】 三秋


どの道の 専門家なの 秋政
(どのみちの せんもんかなの あきまつり)
20942 【季語】 秋 【季節】 三秋


この道は 誰でもいいや 秋政
(このみちは だれでもいいや あきまつり)
20943 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋冷や やることなすこと 乱れてる
(しゅうれいや やることなすこと みだれてる)
20944 【季語】 秋冷 【季節】 仲秋


白露を  振り払う萩の  捻りかな
(しらつゆを  ふりはらうはぎの  ひねりかな)
20945 【季語】 白露 【季節】 三秋


白露や 薔薇の棘には 寄り付かず
(しらつゆや ばらのとげには よりつかず)
20946 【季語】 白露 【季節】 三秋


秋立つや 内外政変 落ち着かず
(あきたつや ないがいせいへん おちつかず)
20947 【季語】 秋立つ 【季節】 初秋


口開けし 柘榴の甘さ 遠き味
(くちあけし ざくろのあまさ とおきあじ)
20948 【季語】 柘榴 【季節】 仲秋


銀杏を 拾って焼いて 鼻摘まみ
(ぎんなんを ひろってやいて はなつまみ)
20949 【季語】 銀杏 【季節】 晩秋


秋の雨 不安漂う 白き空
(あきのあめ ふあんただよう しろきそら)
20950 【季語】 秋 【季節】 三秋


一年半 会えぬ友との 萩芒
(いちねんはん あえぬともとの はぎすすき)
20951 【季語】 萩 【季節】 初秋


木守柿 由来を知りて 尚好きに
(きもりがき ゆらいをしりて なおすきに)
20952 【季語】 木守柿 【季節】 三冬


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10月13日

2020年10月13日 | 三選俳句暦




2006年10月13日
鐘突くに 蜻蛉止まりて 散ぬを待つ
(かねつくに とんぼとまりて いぬをまつ)
1114 【季語】 蜻蛉 【季節】 三秋

2012年10月13日
いちらくや 我は天下の 自遊人
(いちらくや われはてんかの じゆうじん)
15047 【季語】 * 【季節】 *

2015年10月13日
死に頃も 生き頃もまだ 暮の秋
(しにごろも いきごろもまだ くれのあき)
17653 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋




【2007年12月9日から12月12日のブログを修正しました。】
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10月12日

2020年10月12日 | 三選俳句暦




2006年10月12日
稲架の竿 露を含みて 撓りけり
(はざのさお つゆをふくみて しなりけり)
1111 【季語】 稲架 【季節】 晩秋

2008年10月12日
心でも 月は出せるぞ 夜半の月
(こころでも つきはだせるぞ よわのつき)
7491 【季語】 月 【季節】 仲秋

2015年10月12日
葉脈に 沿いて落ち行く 露の玉
(ようみゃくに そいておちゆく つゆのたま)
17643 【季語】 露 【季節】 三秋

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10月11日 

2020年10月11日 | 三選俳句暦



2006年10月11日
名月は 駱駝の上より 湯の中よ
(めいげつは らくだのうえより ゆのなかよ)
1101 【季語】 名月 【季節】 仲秋

2008年10月11日
秋風に 共に揺れるや 影法師
(あきかぜに ともにゆれるや かげぼうし)
7470 【季語】 秋風 【季節】 三秋

2018年10月11日
秋雨に 見つけ易きや 蜘蛛の糸
(あきさめに みつけやすきや くものいと)
19951 【季語】 秋雨 【季節】 三秋


【2007年12月3日から12月8日のブログを修正しました。】
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10月10日 空は白かった

2020年10月10日 | 三選俳句暦




2007年10月10日
萩と露 人恋しくて 新薬師
(はぎとつゆ ひとこいしくて しんやくし)
4628 【季語】 萩 【季節】 初秋

2018年10月10日
日の本は 災害列島 冬近し
(ひのもとは さいがいれっとう ふゆちかし)
19949 【季語】 冬近し 【季節】 晩秋

2018年10月10日
白秋や 空はますます 白くなり
(はくしゅうや そらはますます しろくなり)
19950 【季語】 白秋 【季節】 三秋
白秋=秋の異称。素秋 (そしゅう)。


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10月9日 

2020年10月09日 | 三選俳句暦




2007年10月9日
今日もまた 待ち人来たる 秋の夢
(きょうもまた まちびときたる あきのゆめ)
4624 【季語】 秋 【季節】 三秋

2008年10月9日
渋柿の たわわに実る わびしさよ
(しぶがきの たわわにみのる わびしさよ)
7444 【季語】 渋柿 【季節】 晩秋

2018年10月9日
身に沁むや 暑くなったり 寒かったり
(みにしむや あつくなったり さむかったり)
19930 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋


【2007年11月23日から12月2日のブログを修正しました。】
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