俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

10月8日

2020年10月08日 | 三選俳句暦




2006年10月8日
秋の髪 風に負けじと 短かくし
(あきのかみ かぜにまけじと みじかくし)
1077 【季語】 秋 【季節】 三秋

2007年10月8日
飛鳥川 ポツリポツリと 彼岸花
(あすかがわ ぽつりぽつりと ひがんばな)
4603 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

2015年10月8日
末枯や 上はキリ無く 下はアト
(うらがれや うえはきりなく したはあと)
17613 【季語】 末枯 【季節】 晩秋

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10月7日

2020年10月07日 | 三選俳句暦



2007年10月7日
何よりも 雀が友の 案山子かな
(なによりも すずめがともの かかしかな)
4592 【季語】 案山子 【季節】 三秋

2008年10月7日
猫じゃらし 空のクシャミを 誘うかな
(ねこじゃらし そらのくしゃみを さそうかな)
7408 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋

2009年10月7日
年聞かれ 故郷聞かれ 露の世に
(としきかれ ふるさときかれ つゆのよに)
10593 【季語】 露の世 【季節】 三秋

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2020年10月6日 月天心

2020年10月06日 | 俳句




掌の 皺が気になる 秋の朝
(てのひらの しわがきになる あきのあさ)
20908 【季語】 秋 【季節】 三秋


膝痛も 胡坐から正座 治りなん
(ひざつうも あぐらからせいざ なおりなん)
20909 【季語】 - 【季節】 -


今昔 牛蒡の灰汁取り バイトあり
(いまむかし ごぼうのあくとり ばいとあり)
20910 【季語】 牛蒡 【季節】 晩秋


秋桜 別名コスモス どちら好き
(あきざくら べつめいこすもす どちらすき)
20911 【季語】 コスモス 【季節】 仲秋


雨垂れの 音に恐怖を 憶ゆ秋
(あまだれの おとにきょうふを おぼゆあき)
20912 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋雷も 秋雹も秋豪雨も 因同じ
(かみなりも ひょうもごううも いんおなじ)
20913 【季語】 秋雷 【季節】 初秋


うすもみじ 葉の根元から 色付けり
(うすもみじ はのねもとから いろづけり)
20914 【季語】 うす紅葉 【季節】 仲秋


月天心 いつも淋しく 光ってる
(つきてんしん いつもさびしく ひかってる)
20915 【季語】 月 【季節】 三秋


末枯れや 色濃くなりて 草紅葉
(うらがれや いろこくなりて くさもみじ)
20916 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋


雁来紅 寂しさ滲む 色使い
(がんらいこう さびしさにじむ いろづかい)
20917 【季語】 雁来紅 【季節】 三秋
雁来紅=葉鶏頭


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10月6日

2020年10月06日 | 三選俳句暦




2007年10月6日
秋日落ち 窓には月と 明星と
(あきひおち まどにはつきと みょうじょうと)
4587 【季語】 秋日 【季節】 三秋

2009年10月6日
秋雨は 何時降るとなし 止むとなし
(あきさめは いつふるとなし やむとなし)
10584 【季語】 秋雨 【季節】 三秋

2015年10月6日
清秋を 探して歩く 明日香道
(せいしゅうを さがしてあるく あすかみち)
17603 【季語】 清秋 【季節】 三秋

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2020年10月5日 秋出水

2020年10月05日 | 俳句




朝昼晩 食事の後に 眠る秋
(あさひるばん しょうくじのあとに ねむるあき)
20892 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋の空 露を溜めたる 白さあり
(あきのそら つゆをためたる しろさあり)
20893 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


秋出水 雨の源 地の蒸気
(あきでみず あめのみなもと ちのじょうき)
20894 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋
秋出水=洪水


秋出水 毎年同じ 所なり
(あきでみず まいとしおなじ ところなり)
20895 【季語】 秋出水 【季節】 仲秋


秋雲や いわしにうろこ さばひつじ
(あきぐもや いわしにうろこ さばひつじ)
20896 【季語】 秋雲 【季節】 三秋


秋雲に 積乱混じり 被害増し
(あきぐもに せきらんまじり ひがいまし)
20897 【季語】 秋雲 【季節】 三秋


秋暁や 我は目覚めの 時となり
(しゅうぎょうや われはめざめの ときとなり)
20898 【季語】 秋暁 【季節】 三秋


手放せぬ 団扇に扇子 残暑なり
(てばなせぬ うちわにせんす ざんしょなり)
20899 【季語】 残暑 【季節】 初秋


簾越し 秋の風鈴 粛粛と
(すだれごし あきのふうりん しゅくしゅくと)
20900 【季語】 秋の風鈴 【季節】 三秋


眦に 溜まりし泪 身に沁みて
(まなじりに たまりしなみだ みにしみて)
20901 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋


月天心 我が心にも 光射す
(つきてんしん わがこころにも ひかりさす)
20902 【季語】 月 【季節】 三秋
月天心=空の真ん中にある月の光


月を友 影を朋とす 今日の月
(つきをとも かげをともとす きょうのつき)
20903 【季語】 今日の月 【季節】 仲秋
今日の月=旧暦八月十五日の夕方に昇る月は中秋の名月、
芋名月などと呼ばれ月見の対象とされる。
月見は秋の収穫に感謝する行事であり、
月に供えられる芋や団子は収穫物の象徴と考えられる。【暦のページより】


秋澄むや 半袖ならば 身が持たぬ
(あきすむや はんそでならば みがもたぬ)
20904 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋


秋深し 我は何をば 為したのか
(あきふかし われはなにをば なしたのか )
20905 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋


ひらひらり 散り行く紅葉 耳傾ぐ
(ひらひらり ちりゆくもみじ みみかしぐ)
20906 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋


露玉を 集めて一献 夢枕
(つゆたまを あつめていっこん ゆめまくら)
20907 【季語】 露 【季節】 三秋





【2007年11月19日~11月23日】のブログを修正しました。
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10月5日

2020年10月05日 | 三選俳句暦




2007年10月5日
雨音に 耳を澄ませば 秋の声
(あまおとに みみをすませば あきのこえ)
4575 【季語】 秋 【季節】 三秋

2012年10月5日
キラキラと 水面に映る 秋の風
(きらきらと みなもにうつる あきのかぜ)
14859 【季語】 秋の風 【季節】 三秋

2013年10月5日
ご近所の 散歩をつなぐ 曼珠沙華
(ごきんじょの さんぽをつなぐ まんじゅしゃげ)
16180 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋



【2007年11月8日~11月18日】のブログを修正しました。
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2020年10月4日 天使の日

2020年10月04日 | 俳句





天使の日 鰯の日とも 秋の日や
(てんしのひ いわしのひとも あきのひや)
20881 【季語】 秋の日 【季節】 三秋


彼岸花 天へ誘う 案内人
(ひがんばな てんへいざなう あんないにん)
20882 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋


やや寒や 出不精癖の 朝散歩
(ややさむや でぶしょうぐせの あささんぽ)
20883 【季語】 やや寒 【季節】 晩秋


新酒から 遠ざかり行く 節酒の身
(しんしゅから とおざかりゆく せっしゅのみ)
20884 【季語】 新酒 【季節】 晩秋


新米も 遠離り行く 食卓に
(しんまいも とおざかりゆく しょくたくに)
20885 【季語】 新米 【季節】 晩秋


秋風の 心地良さすら 今一つ
(あきかぜの ここちよさすら いまひとつ)
20886 【季語】 秋風 【季節】 三秋


藁塚は 隊列為して 楽しそう
(わらづかは たいれつなして たのしそう)
20887 【季語】 藁塚 【季節】 晩秋


芒穂は 光を浴びて 艶を増し
(すすきほは ひかりをあびて つやをまし)
20888 【季語】 芒穂 【季節】 晩秋


秋の雲 色々ありて 馴染めずに
(あきのくも いろいろありて なじめずに)
20889 【季語】 秋の雲 【季節】 三秋


ご時世か 釣瓶落しの 毎日に
(ごじせいか つるべおとしの まいにちに)
20890 【季語】 釣瓶落とし 【季節】 三秋


月明に 我が居所を 探し行く
(げつめいに わがいどころを さがしゆく)
20891 【季語】 月明 【季節】 三秋



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10月4日

2020年10月04日 | 三選俳句暦




2007年10月4日
名も知らぬ 野に咲く花に 秋景色
(なもしらぬ のにさくはなに あきげしき)
4559 【季語】 秋景色 【季節】 三秋

2009年10月4日
秋晴れが 秋晴れと言える 日が来たり
(あきばれが あきばれといえる ひがきたり)
10578 【季語】 秋晴れ 【季節】 三秋

2015年10月4日
新涼や 暑がり寒がり 袖の丈
(しんりょうや あつがりさむがり そでのたけ)
17592 【季語】 新涼 【季節】 初秋

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10月3日

2020年10月03日 | 三選俳句暦




2006年10月3日
我を見て 飛び去りゆきし 稲雀
(われをみて とびさりゆきし いなすずめ)
1033 【季語】 稲雀 【季節】 三秋
稲雀 群がり寄りて 飛び立ちぬ  

2008年10月3日
眠られぬ 羊の多き 夜長かな
(ねむられぬ ひつじのおおき よながかな)
7360 【季語】 夜長 【季節】 三秋

2012年10月3日
緑成す 畦に燃え咲く 彼岸花
(みどりなす あぜにもえさく ひがんばな)
14844 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

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2020年10月2日 新総理

2020年10月02日 | 俳句




やや寒か 夢見で会いし 新総理
(ややさむか ゆめみであいし しんそうり)
20871 【季語】 やや寒 【季節】 晩秋


曼珠沙華 駐輪場の 片隅に
(まんじゅしゃげ ちゅうりんじょうの かたすみに)
20872 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


木の実独楽 弾かれものの 我が身かな
(このみごま はじかれものの わがみかな)
20873 【季語】 木の実独楽 【季節】 三秋


秋の空 青空なれど 霞んでる
(あきのそら あおぞらなれど かすんでる)
20874 【季語】 秋 【季節】 三秋


見上げれば 満月なりし 今日の月
(みあげれば まんげつなりし きょうのつき)
20875 【季語】 今日の月 【季節】 仲秋
今日の月=旧暦八月十五日の夕方に昇る月は中秋の名月、
芋名月などと呼ばれ月見の対象とされる。
月見は秋の収穫に感謝する行事であり、
月に供えられる芋や団子は収穫物の象徴と考えられる。【暦のページより】


コロナ禍の 天に輝く 今日の月
(ころなかの てんにかがやく きょうのつき)
20876 【季語】 今日の月 【季節】 仲秋


小五から 酒を嗜む 今日の月
(しょうごから さけをたしなむ きょうのつき)
20877 【季語】 今日の月 【季節】 仲秋


名月は 金星の朋 照らしけり
(めいげつは きんせいのとも てらしけり)
20878 【季語】 仲秋の名月 【季節】 仲秋


名月は 一人で見ては いけません
(めいげつは ひとりでみては いけません)
20879 【季語】 仲秋の名月 【季節】 仲秋


天と地の 間が忙し 秋の風
(てんとちの あいだがせわし あきのかぜ)
20880 【季語】 秋 【季節】 三秋


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10月2日

2020年10月02日 | 三選俳句暦



2008年10月2日
歩道沿い 行列してる 猫じゃらし
(ほどうぞい ぎょうれつしてる ねこじゃらし)
7344 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋

2012年10月2日
十月の 中途半端な 移ろいよ
(じゅうがつの ちゅうとはんぱな うつろいよ)
14841 【季語】 十月 【季節】 晩秋

2015年10月2日
目覚めれば 時計の音や 夜半の秋
(めざめれば とけいのおとや よわのあき)
17578 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋

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2020年10月1日 赤い羽根

2020年10月01日 | 俳句




仲秋の 名月とやら 雲無しで
(ちゅうしゅうの めいげつとやら くもなしで)
20860 【季語】 仲秋 【季節】 仲秋
今日は仲秋の名月。


突き抜ける 蒼空の無き 十月か
(つきぬける あおぞらのなき じゅうがつか)
20861 【季語】 十月 【季節】 晩秋
空がどんよりとした毎日ですね。


稲妻の 優しさ薄る 世になれり
(いなずまの やさしさうする よになれり)
20862 【季語】 稲妻 【季節】 三秋
雷は恐く感じますが、稲妻はそれよりも優しく感じます。


眠たきや 霧が掛かりぬ 脳と髪
(ねむたきや きりがかかりぬ のうとかみ )
20863 【季語】 霧 【季節】 三秋


神無月 所変われば 神在月
(かんなづき ところかわれば かみありづき)
20864 【季語】 神無月 【季節】 初冬


仏滅の 名月如何に 予報官
(ぶつめつの めいげついかに よほうかん)
20865 【季語】 名月 【季節】 仲秋
今日は仏滅。


秋はじめ 回転寿司に 舌鼓
(あきはじめ かいてんずしに したづつみ)
20866 【季語】 秋初め 【季節】 初秋


温暖化 秋に堪える 寒暖差
(おんだんか あきにこたえる かんだんさ)
20867 【季語】 秋 【季節】 三秋
寒暖差が大きいですね。


そぞろ寒 やや寒よりも 寒きかな
(そぞろさむ ややさむよりもさむきかな)
20868 【季語】 そぞろ寒 【季節】 仲秋


見上げれば 秋雲よりも 乱れ雲
(みあげれば あきぐもよりも みだれぐも)
20869 【季語】 秋雲 【季節】 三秋


赤い羽根 国会閉会 見えもせず
(あかいはね こっかいへいかい みえもせず)
20870 【季語】 赤い羽根 【季節】 晩秋


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10月1日

2020年10月01日 | 三選俳句暦




2006年10月1日
秋の雲 浮いて逸れて 気まぐれで
(あきのくも ういてはぐれて きまぐれで)
1021 【季語】 秋の雲 【季節】 三秋

2012年10月1日
慟哭の 呻きに似たる 野分かな
(どうこくの うめきににたる のわけかな)
14836 【季語】 野分 【季節】 仲秋
慟哭(どうこく)=悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。

2018年10月1日
サバ缶の 在庫無くなる 野分前
(さばかんの ざいこなくなる のわきまえ)
19915 【季語】 野分 【季節】 仲秋

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